オレラグ
サポーターの想いはクラブを強くする
4月14日 監督の交代が発表されましたね。
個人的には少し早すぎる決断にも感じました。
サポーター2年目となる今年は「このメンバーで走り切って最後はみんなで笑いあっていたいなあ」と、今シーズン終了後の姿を勝手ながら思い浮かべていたので、そんな私のちっぽけな夢も、あの発表ですべて仕切り直しなのかと思ったらやっぱりちょっと寂しくて、すぐに気持ちを切り替えるのは難しかったです。
そんな気持ちがあったからか、私はこの日SNSを見ることができませんでした。理由は簡単で、今回の件に関するマイナスな声を見聞きしたくなかったから。今考えたら、現実から逃げていたんだと思います。
しかし、SNSを通じて見えたサポーターの反応はとても冷静で「片渕さんへの感謝の気持ち」「クラブに対する思い」「吉永さんを歓迎する声」色々な感情で溢れていました。
もちろんプラスの声ばかりではないし今回の件で改善が必要な部分もあるんだと思います。
それでも、今回の監督交代を前向きに考えようとする声の方が圧倒的に多いように感じました。
皆さんの前向きな気持ちやアルビへの想いに触れて、私はまだまだにわかサポーターだな、と。クラブの美しい部分、かっこいい部分だけを見たいなんて、上っ面なことを考えていたんだなと痛感しました。そして利己的な考えだけではなく、選手のことなども含めて色々な角度からクラブを考えていかないといけないんだなと気付くこともできました。
今シーズン、まだ3/4も残っていると捉えるのか、もう1/4終わってしまったと捉えるのかは人それぞれです。色んな意見があって良いと思うし、多様性も大切にしていくべきです。でも同時に、多くのサポーターから発信される言葉というのは、大なり小なりクラブにも選手にも影響を与えてるということを忘れないでいたいなとも感じます。
残り3/4ある今シーズン、試合後に選手を迎えることが出来ないくらい胸がざわつく試合も、悔しくて言葉にならない試合も、喉がつぶれるくらい歓喜する試合も、泣いてしまうくらい込み上げるものがある試合もあるでしょう。
SNSへの投稿も嬉しさや期待ばかりではなく、時には憤りの気持ちを書くこともあると思います。
しかし、どんな時にも私は「アルビレックス新潟への愛とリスペクト」を胸に刻んで、サポーターとして胸をはれる生活を送っていきたいです。
そして今回の監督交代の際に、SNSを通じてサポーターの皆さんから勇気や気付きをもらったように、私も時には誰かの気持ちを代弁できるような発信ができたら嬉しいなと思います。
4月20日の東京ヴェルディ戦。現地に訪れた約3100人のサポーター。当日の味スタ入場者数は6050人程だったことを考えると、半分以上がアルビサポという計算になりますね。
もちろん現地に足を運ぶことが全てではないけれど、これだけの熱量やアルビレックス新潟への想いを持っているサポーターなら、クラブと共に良い方向へ進んでいくことなんて容易いことだと思います。
サポーターの想いはクラブを強くする、と信じて。これからもアルビレックス新潟とサポーターの皆さんと共に歩んでいけたら嬉しいです。