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【Still growing up】はじめの一歩

2013年7月16日
こんにちは。今回担当の渡邉です。
 
今回は関東で僕が最初にチャレンジしたことについて書いていきます。これはあんまり面白くないなあ(笑)興味を持ってもらえれば最高ですが、「こんなこともやってるんだ、ふーん」とでも思ってもらえれば僕はうれしいです。
 
では今回も最後までお付き合いよろしくお願いします。
 
突然ですが、皆さんの中に東京、表参道にある新潟館・ネスパスを知っているという方はどのくらいいるでしょうか。新潟在住の方は名前だけ知っているという方やそんなの全然知らないよという方が多いのかもしれませんね。関東在住の方は存在を知っているという方や、実際に行ったことがある方もいるかもしれません。
 
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ネスパスには新潟のアンテナショップがあったり、観光や暮らしなどの情報センターがあったりと東京にいながらも新潟とのつながりを感じることができる場所です。今まで、アルビレックスとネスパスの間に直接的な関係があったわけではないので知らない方が多くても当然かなと思います。

 
ではなぜ今回、いきなりネスパスが出てきたかというと、それは僕がネスパスをジャックしようと試みたからなのです!(笑)
 
まあジャックといってもそんなに威勢の良いものではなくて、ネスパスからアルビレックスをアピールしてもらって、関東在住アルビレックスサポーターが集まり、つながれる場所にしたい!と思いついたというのが正しいのかな。
 
思いついちゃったらやりたくなるのが人間。熱意と勢いと若さだけはあった僕は、ジャックしてやろうとやる気満々でネスパスに乗り込みました。ネスパスに目を付けて、乗り込んだところまでの僕は偉かった!ですが、結果は見事に撃沈でした(笑)
 
ネスパスの職員の方とお話をさせてもらったのですが、ネスパスに来館する人に向けてアルビレックスをアピールしてほしいという僕の提案を受けての相手の返事は「県の出先機関が一企業に肩入れすることはできない」というものでした。その時は「えー、なんで…」と思いましたが、今考えるとそりゃそうだよなって思います。僕にとってアルビレックスは親みたいなもので企業だとかそういう感覚が全くなかったんです(笑)いや、普通に考えれば一つの企業だし、ましてや県の出先機関がその企業を推すことは難しいですよね。でも自分にとってアルビレックスは単なる企業じゃないし、そう思ってる人は結構いるんじゃないのかな。その想いを何とかして伝えたいと思うようになりました。
 
でも僕一人で頑張ってもなかなか厳しくて…やはり学生の僕が言うことにはあまり説得力もなくネスパスをジャックしてやろうという僕の計画は思うように進まずにいました。
 
そんな僕が困っている時、手を差し伸べてくれた方がいました。その方はネスパスの館長との人脈があり、館長に直接、想いを伝える機会を作ってくれたのです。
 
僕がお話しできることになったお相手は、生意気にもジャックしてやろうと思っていたネスパスのトップです。そりゃもう完全にビビりながらネスパスに向かいましたよ(笑)
 
実際に行ってみるとそんな心配は全く必要なく、館長は真剣に僕の話を聞いてくださいました。僕に手を差し伸べてくれた方はネスパスの館長からの信頼も厚かったようで、僕が一人で行くのとは大違いだったと思います。やはり大人は偉い!
 
そんなこんなで、第一歩としてホームゲームで配られているマッチデープログラムをネスパスに設置していただけることになりました。
 
周りから見れば小さな一歩かもしれませんが、僕にとっては大きな一歩。
 
これにより、アルビレックスのサポーターの中でネスパスの知名度が上がったのかどうかはよくわかんないけど、これがきっかけでネスパスに足を運んでくださった方はいたようで本当にうれしかったです。
 
しかし、最初の一歩を踏み出しただけで、まだまだやらなければならないことはたくさんあります。
 
ゆくゆくは僕の作戦通り、ネスパスにサポーターが集まり、そしてつながれるような場所にするため、これからも活動していきたいと思います!
 
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渡邉林太郎
1992年1月11日、新潟県生まれ。J2初年度、父親の影響を受けアルビレックスを応援し始める。翌2000年から本格的に試合観戦を始める。以来、ゴール裏での応援を続け、現在は太鼓の叩き手として活躍中。3年前に大学進学のため上京し、関東から毎試合スタジアムに通う日々を送っている。