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【燃え上がれ清五郎】アルビと音楽の最強タッグ

2013年7月25日
"燃え上がれ清五郎"、2巡目ということで舞い戻って参りました、FROM CRESCENTの渡辺です。
 
さて初回コラムにも書きましたが、"我が愛するアルビ"と"音楽"の激アツな融合点について、バンドマンの目線から色々とお話していきたいなと思っています。
 
去年ありがたいことに、アルビの公式サポーターズCDに参加させて頂きました。この打ち合わせでは、2002年から毎年発売されているこのCDを、第1作目から担当されているスタッフの方から、たくさんの貴重なお話を伺うことができました。もちろん、このサポーターズCDの存在は知っていましたが、作製に至る経緯や、クリアしなければならなかった問題、何より作ろう!!と思い立ったアルビサポの方々の有志に、もう感動しっぱなしでした。
そして、こういう形でメジャーレーベルからサポーターズCDをリリースしているのは、Jリーグで我らがアルビだけ!しかも去年発売された「LA FAMILIA」が11作目!これってめちゃくちゃ誇らしいことだと思いませんか? 要するに、アルビサポの皆さんが11年連続でフルアルバムをリリースしているということなのです。はっきり言って大御所アーティストですよ、ホント!!! このご時勢、1枚のCDをリリースすることにかかる労力は大変なものです。曲がりなりにも音楽を生業としている者にとっては、その苦労が分かるつもりです。チームのための情熱と音楽への愛に、もう脱帽するしかありません。
 
そして去年の「LA FAMILIA」では、僕らは"蹴散らせ"、"三門チャント"をアレンジして演奏したものが収録されています。何年もアルビサポの皆さんに親しまれてきている楽曲をリアレンジして、僕らが演奏することにはもちろん興奮もありましたが、プレッシャーもかなりありました。音楽的なところで言うと、アルビチャントの多くはパンキッシュなアレンジをされているものが多くて、僕らFROM CRESCENTの音楽は正直そこをあまり踏襲していません。笑 なので"蹴散らせ"は特に僕ららしく振り切ってアレンジさせていただきました。去年10月にビッグスワンで行われた"We are ONE"イベントで、僕らと一緒に皆さんが歌って飛び跳ねてくれたのを見たときに、「あぁ、受け入れてもらえたのかな」と実感することができました。
 
"音楽"は本来、自由であるべきものだと思います。しかしここに、オトナな事情が絡むことによって、多くの制限を抱えなければいけない時があるのも事実。そんな矛盾を飛び越えることができるのは、情熱以外には考えられません。アルビに音楽で貢献できるところまで少しずつやってきたことで、そんな考えが確固たるものになりました。
 
ビッグスワンの観客動員数、4万人まで復活してチャントを歌うとき、単純に現在の2倍のボリュームになるわけですよね? それって、国内外問わず、どんなアーティストにも負けないコンサート並みの盛り上がりになりますよね?? そんな風に、今以上にチームを鼓舞できたら、もっともっとアルビは最高のクラブチームになります。考えただけでゾクゾクしちゃいます。絶対そこまでいきましょうよ!! おっと、我々FROM CRESCENTもビッグにならなくては…..!!!笑
 
 
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渡辺 賢介
1982年生まれ。新潟県旧亀田町出身。幼なじみ3人で結成されたバンド、FROM CRESCENTのボーカル兼ギターとして2006年にデビュー。ビッグスワン脇のカナール水上ステージでのフリーライブなどを通して、アルビレックス新潟を熱狂的に応援し続けている。2012年には公式サポーターズCD『LA FAMILIA』にて、またチームチャントの「蹴散らせ」や選手チャント「三門雄大」のバンドバージョンでも参加している。