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【海外より新潟魂をこめて】From新加坡・シンガポールリーグカップ決勝
2013年9月18日
9月14日(土)はシンガポールの国内大会の3つのうちの1つの「リーグカップ決勝」が行われました。
決勝の対戦カードはBalestier Khalsa FC vs. DPMMで会場はシンガポールサッカーの聖地「Jalan Besar Stadium」。
優勝したのは、アルビレックス新潟シンガポール(以下「アルビS」)が9月9日(月)に0-1と敗戦したBalestier Khalsa FCです。
なんと、決勝のスコアは4-0で優勝しました。相手のDPMMも決して弱くない(決勝に進出したので当たり前ですが。笑)のですがBalestierがしっかり決めるべき所で決めたという決定力の高さが光った試合でした。
優勝して喜ぶBalestier Khalsa FC
そんなことで今回はリーグカップについて書きたいと思います。
シンガポールには国内リーグ戦、カップ戦を合わせて3つの大会があります。
1)Sリーグ:1年を通してホーム&アウェーで戦うリーグ戦
現在、第21節終了時点で我らがアルビSは2位とクラブ史上最高順位にいます。
2)シンガポールカップ:国外のチームも招待して行われるトーナメント方式の大会です。日本で言うなら天皇杯にあたる大会。アルビSは1回戦で延長戦の末、Home United FCに2-3で敗退してしまいました。
3)リーグカップ:A~Dの4つのグループリーグに別れ、その後グループリーグを突破したチームで行われるトーナメント方式の大会。日本で言うならナビスコカップにあたる大会です。アルビSは先日、21日(月)に準決勝で優勝することになったBalestier Khalsa FCに0-1と敗戦してしまいました。結果はベスト4。
アルビSのリーグカップの試合結果を振り返ってみたいと思います。
グループは「C」でHougang United FC、Geylang International FCと同組でした。
■第1節 6月5日(水)
vs. Hougang United FC@Hougang Stadium
△ 0-0
vs. Hougang United FC@Hougang Stadium
△ 0-0
■第2節 6月8日(土)
vs. Geylang International FC@Jurong East Stadium
△ 0-0
vs. Geylang International FC@Jurong East Stadium
△ 0-0
2戦2分でグループリーグ突破をし、決勝トーナメントに進出しました。
■準々決勝 6月15日(土)
vs. Home United FC@Bishan Stadium
△ 1-1
vs. Home United FC@Bishan Stadium
△ 1-1
PK戦を7-6で制して準決勝進出。
■準決勝 9月9日(月)
vs. Balestier Khalsa FC@Jurong East Stadium
● 0-1
vs. Balestier Khalsa FC@Jurong East Stadium
● 0-1
準決勝敗退。ベスト4。
ボクがこのシンガポールリーグカップで一番注目したのが”賞金”です。
優勝 約280万円(S$35,000)
準優勝 約120万円(S$15,000)
最優秀選手 約8万円(S$1,000)
です。
リーグカップは日本でいうナビスコカップにあたります。
ナビスコカップの賞金は
優勝 1億円
準優勝 5000万円
比べてみると一目瞭然です。
優勝賞金がナビスコカップはシンガポールリーグカップの「約36倍」、準優勝賞金が「約42倍」と圧倒的にナビスコカップが賞金金額が高いのが分かります。
全ては”お金”ではないかもしれませんが、賞金がモチベーションになりリーグの発展に欠かせない要素であるのは間違いないと思います。ヨーロッパの各国リーグやチャンピオンズリーグなどではJリーグ以上にとてつもない賞金が動いています。賞金が高いということはその大会にスポンサードする企業のメリットの高さと世間の注目度の高ささらにはサッカーのレベルにも比例していると言っても過言ではありません。
ボクもシンガポールのサッカーに貢献できるようにもっと頑張り、シンガポールサッカーの知名度・認知度をアップしていきます。
シンガポール国内サッカーのシーズンもあと2ヶ月です。
アルビレックス新潟シンガポールの応援をよろしくお願いします!!!
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村中 翔一(むらなか しょういち)
1986年生まれの現在27歳。海外サッカーフロント組。
アルビレックス新潟シンガポールのフロントとして奮闘中。