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【燃え上がれ清五郎】ONE

2013年12月19日
いやはや我らがアルビレックス、今年も本当に激アツなシーズンでした。特に後半は破竹の勢いで白星が続き、上位陣の劇的な優勝争いにも一役買った形で、マリノスサポーターの友人から泣きのメールが届いたりもしました(笑)。しかし、アルビがこんなにも楽しいサッカーを繰り広げてくれていたのに、個人的に今シーズンは仕事上なかなか観戦に行くことができませんでした。本当に残念。携帯でテキスト速報をチラチラと見ながら、ハラハラドキドキすることが多かったです。アルビのスコアが動くたびに、あーーー観たい観たい観たい!!!と心の中で叫んでいました。
 
ここ数年ずっと毎シーズン平均3,4回は、ビッグスワンカナール水上ステージでのライブを行っていたんですが、今季は5月に行った1度だけでした。これもすごく悔しい。というのも今年我々FROM CRESCENTは、メンバー脱退という大きな出来事がありました。サッカー少年だった幼なじみ3人で、中学生の頃からやってきたこのバンドが迎えた転換期。精神的なバランスを保つことにも苦労しましたが、何より大事にしていた”ライブ"という実質的な活動の面で、年内中に体制を再び整えるには時間が足りませんでした。
 
“バンドって難しい”。いや、“人が集まって何か一つのことを成そうとするのは難しい“。そんな風にネガティブに思ったりもしました。そして時間は当たり前のように流れていく。いつものように週末は巡ってきて、観戦にいけない悔しさや、カナールライブをやりにいけない後ろめたさのようなものを感じつつも、やはり少しでもアルビの闘いぶりを観たい。ネット等で出来る限り試合の内容や動画なんかを集めたりしていました。

そしてこのサポーターズブログ。これに参加させて頂いたことで、自分が知らなかった多くのことを知ることができました。浜崎さんが神奈川のご出身でありながら、コールリーダーを経てアツくキビシくチームを応援し、新潟を好きでいてくれていること、愛知在住にしてとっても深いアルビ愛をお持ちの今井さんや、確かなデータでチーム状況を分析し、サポーターズバーという魅力的な空間を提供している(来季こそ絶対行きたい!)実行委員でもある渡辺さん、新大プロジェクトの皆さまがとってもキラキラと、そしてギラギラとチームを支えていること、僕と同じく関東からアルビを盛り上げるべく応援をしている渡邉さんや青木さん、シンガポールという地でアルビS(今季3位!すごいっ!)のため、日本サッカーのために奮闘している村中さん…、もう本当に枚挙にいとまがないんですが、このブログを通して僕はたくさんのパワーを頂いたのです。少しでもアルビの力になるために参加したのに、パワーもらっちゃってるあたりがなんとも情けない話なんですが…。

 
ともかく、ネガティブ思考のスパイラルに陥りそうになっても、なんとか踏ん張ることができたのは、アルビが楽しいサッカーをたくさん見せてくれたことはもちろん、色んな場所で、それぞれのやり方で、それぞれのアツさでもってアルビを応援している方々がいるんだということを知ることが出来たのが大きかったのです。本当にどれほど刺激を受けたか。“人が集まって何か一つのことを成そうとするのは難しい“。そりゃ難しいよ!そこで浜崎さんの言葉をお借りすれば、"ピン(1人)でも何かできる人たちが4万人集まるのが最強”。まさにそう思います。弱ったとき、自分の立場に置き換えて己に問いかけます。「何かができるその1人でいられるか?」「それができうる情熱はまだお前にあるか?」
 
この問いに胸を張ってYESだ!と答えるために毎日なんとか踏ん張っています。来季に向け、もらったパワーをお返しするべく、自分の音楽というフィールドから精一杯の応援をお届けできるように、そしてスタジアムに行けない時でも、良い“インタラクションサッカー”ができるように、必要な準備をしっかりしておこうと思います!この場を借りて、アルビレックスに、そしてブログメンバーの皆さんに、そして何より読んで頂いた皆様にお礼を言わせてください。本当にありがとうございました!また来シーズンお会いしましょう、We are ONE!!!


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渡辺 賢介
1982年生まれ。新潟県旧亀田町出身。幼なじみ3人で結成されたバンド、FROM CRESCENTのボーカル兼ギターとして2006年にデビュー。ビッグスワン脇のカナール水上ステージでのフリーライブなどを通して、アルビレックス新潟を熱狂的に応援し続けている。2012年には公式サポーターズCD『LA FAMILIA』にて、またチームチャントの「蹴散らせ」や選手チャント「三門雄大」のバンドバージョンでも参加している。