No.301
ブラウブリッツ秋田戦号2022年3月13日 発行
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プレビュー
見どころ vs Blaublitz AKITAby くりはら
開幕仙台に続き今季4試合目にして早くも2度目の東北遠征。しかも今回は特に寒さ厳しい日本海側の秋田である。理想は寒い季節に南でやり、暑い季節に北でやれたらいいのだがそんなうまい話はない。昨季の月曜ナイターに比べたら今季の日曜13時は良心的だと捉えておこう。
そんな秋田は今季がJ2の2年目。あの特徴的な戦い方は不変である。それはつまり攻撃はまずシンプルに前線へ送り、守備はなるべく高い位置からプレスを掛けて相手の自由を奪ってしまおうというもの。結果こそ開幕は連敗スタートだったが、そういった自分達の戦い方を表現する時間帯は毎試合必ずあり、その際の攻撃は昨年と同様勢いと迫力が感じられた。そして特に体力の十分ある前半立ち上がりにそれはよく見られる印象だ。うちとしては大宮戦での反省を活かす絶好の機会とも言えるだろう。また戦い方のベースは不変でありつつも、今季新加入の青木がアクセントとして存在感を発揮している。元々前線はパワーやスピードといったフィジカルに長けたプレーヤーが揃う秋田の中で、高さもありながらテクニカルなプレーも得意な青木が入ったことは、ポゼッションを意識しない分だけ確率を上げづらい秋田の攻撃において彼の技術が確実性をもたらしている。これはスローガンが昨年までの『秋田一体』から今季『超秋田一体』へ進化した一端と言ってもいいのかもしれない。とはいえ恐らくポゼッションはうちが握るだろうから、試合のはうちの攻撃のバリエーション次第になってくるだろう。いかに速くボールを動かして相手のプレスに後手を踏ませるか。また裏へ蹴ってプレスを引っくり返すシンプルな形を上手に散りばめられるか。大事なのは相手の圧力にひるまずやるべきことをやるということだろう。
また余談だが、冒頭に対戦時期について少しぼやいたものの昨年の月曜ナイターについて「夜露のおかげでやりやすくなった」という千葉の言葉を思い返すと、まだ降雪すらあり得るこの寒い時期の対戦は水分を含むピッチを望めば悪くないとも言えるのかもしれない。
ホーム開幕戦に自分達の分も含めて1年で4回も立ち合うなんてなかなかレアなわけだが、今日の秋田は今季のホーム初陣を飾ろうと間違いなく相当な熱量で臨んでくるはずだ。勝ち点3のためにはまずそれに屈しない気持ちが必要である。ナマハゲもビビるくらいの鬼気迫るプレー、そして拍手という圧力で圧倒してやろう。勝つ!
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AWコラム
2022年のトレンドは「オレンジ」だ!by えりか
オレンジはポジティブな流行色
アルビレックスのチームカラーは「オレンジ」。Jリーグにオレンジ色のチームは数あれど、海に沈む夕日をイメージしているのは新潟だけですよね。私たちの誇り高きオレンジ色は最近、ファッション業界でもトレンドカラーとして注目されているようなのです。昨年末、日本流行色協会は2022年を象徴する色としてジョリーコーラルという、やや赤みを帯びて優しく発光するようなオレンジ色を選びました。イメージは「長く沈み停滞していた心にふわっと光が差すような鮮やかで軽い色、疲れた心身にビタミンと喜びをチャージする色」とポジティブ。これにあやかってオレンジ色を身にまとってみませんか?
派手な色に見えて実は万能
オレンジ色はファッション系サイトでも2022年のトレンドカラーとして挙げられ、身に着ける衣類や化粧品のほか、人気のアウトドアグッズでもその色が目を引くようになりました。鮮やかな色だけに派手なイメージはありますが、白や黒のモノトーンとも、青系のデニムとも、相性バッチリ。春夏なら爽やかな印象、秋冬なら温かみのある印象を与えてくれます。派手に見えて、実はオールシーズンにハマる頼もしい存在なのです。トレンドかつポジティブなイメージで身に着けるにも万能なオレンジ色、最強すぎませんか!?
サポーターに愛される色
アルビサポーターの皆さんはもちろん、オレンジ色が好きな人多いですよね。私の周りのサポ仲間には、日用雑貨をオレンジ色で揃えている人、マイカーや車内をオレンジ色にした人、オレンジ色の新潟産チューリップ「アルビレックス」をたくさん咲かせようと活動している人々もいます。ちなみに私はアウェイ遠征で使うスーツケースやネックピローがオレンジ色です。眺めているだけでパッと気分が明るくなるし、チームの存在が身近に感じられる気がするんですよね。
夕日のような色は、新潟を愛する私たちの心を明るく温かく包んでくれています。オレンジ色のユニフォームを身にまとう選手たちの心もきっと軽くしてくれるはずです。さぁ、今日もみんなでオレンジ色をまとって前へ進みましょう!
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AWコラム
「アウェイ」ってなんだ?by KYO
皆さんこんにちは! 恭平です! 昨年のブラウブリッツ秋田との試合は月曜開催でしたが、今年は日曜デーゲームということで沢山の方が秋田に来られていると思います。僕自身ここ数年間はアウェイに行けていません。また、自分を取り巻く環境も変わってきた為、アウェイに行くのは遠分先になりそうなので皆さんのことが本当に羨ましいです。
アウェイになかなか行けていないからなのか、最近アウェイってなんだろうなと考えることがあります。ホームとアウェイって具体的には何が違うのか。たどり着いた結論として、僕にとってアウェイは「アルビレックスへストレートに想いを伝えられる場所」でした。ビッグスワンは間違いなく俺達のホームですが、アウェイの方がチームとの距離を近く感じます。それは何故か。ホームがより多くの人の想いをひとつにして伝える場であるのに対し、アウェイは人数が限られている為一人ひとりがそれぞれの想いを積極的に伝えに行かないと届かない場であるからのように思います。想いを伝えに行ってるから近く感じ、そして皆がより強く想うからホームとはまた違う熱量があるのだろうと。
ホームは沢山の家族と共にいられる空間であり、ホッと安心できる。アウェイでは想いを強く、そしてより熱くさせられる。単純にアルビレックスの試合を観たいという気持ちとは別に、そういった良さも知っていたから僕は常にスタジアムへ向かっていたのだと思います。
今はなかなかスタジアムに行くことができない時期です。画面の中で闘う選手達、そして皆さんを少し遠くに感じてしまいます。僕もまたいつの日か必ずアウェイにも行き、皆さんと同じ景色を観に行きます。冒頭にも書きましたが、自分は今日スタジアムにおらず、アルビレックスに対してなんの力にもなれませんが、DAZNで試合を観ながら僕は僕の場所で頑張ります! だからスタジアムにいる皆さんも超バモス! 頼んだ! 勝ってホームに帰ってきてくれ!
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とりさわメモ
Vol.3 恩返しの意味を知っているかby とりさわ @torifoot8
秋田戦となると「うっ頭が……」となってしまいます。昨シーズン、元新潟所属のマグこと増田選手の2得点に絡む活躍が脳裏によぎるからです。あの試合のインタビューで清々しいくらい笑顔で喜んでいた増田選手が忘れられません。(とても素敵だと思います。思わず私も笑ってしまいました) 今季も大宮戦の河田選手の2ゴールの恩返し弾をくらってしまいましたが、ここ数年、恩返し弾を受けることが多くないでしょうか? 由々しき問題だと思います。対策としては、「恩返し」の意味が書かれた国語辞典のページのプリントをゲーフラにすることでしょうか。成長した姿は容姿だけで判断できますのでゴールは控えてもらいたいと思うばかりです。
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次節アウェイ情報
次節アウェイ情報 ジェフユナイテッド千葉戦by えりか
明治安田生命J2リーグ 第7節 3月30日(水) 19:00 Kick Off
vs ジェフユナイテッド千葉
at フクダ電子アリーナグルメ
鴨川市の新名物「おさしみ唐あげ」がフクアリのグルメに復活したとの情報あり! 刺身でも食べられる新鮮な魚介を唐揚げにし、ふわふわ食感と旨みが味わえます。種類は鰹・目鯛・カンパチ・スズキなど。悩んだらミックス盛りもいいですね。スタジアムで旬の魚が食べられるのは嬉しい! メニューを考案したお店のマスターは千葉ロッテの元広報担当で、かつてはファン拡大に励まれたそう。販売場所はスタジアム外の屋台村です。観光
千葉県では例年、桜(ソメイヨシノ)は3月下旬に開花から見頃を迎えます。桜の名所の1つ、千葉市の亥鼻(いのはな)公園は約900年前に千葉氏が居館を構えた「千葉」発祥の地。園内の城は郷土博物館として近年に建てられた模擬天守ですが、入館無料で郷土史が学べて街並みを眺めることができます。歴史ある場所で、天守閣を背景に咲く桜は一段と日本らしく美しい景色! スタジアム最寄りの蘇我駅から一駅、本千葉駅を降りて徒歩約10分。アクセス
□電車で行く/○JR東京駅〜JR京葉線快速蘇我駅約41分(760円) ○JR秋葉原駅-JR総武線千葉駅経由-JR内房線、外房線蘇我駅(約50分)→蘇我駅西口下車徒歩約8分。 □車で行く/○最寄IC:京葉道路蘇我IC→蘇我ICを降りた後、国道357号線に向かう。→国道357号に出たら右折して、約1kmでフクダ電子アリーナ。 ○駐車場:蘇我スポーツ公園第3駐車場が場外有料駐車場として使用できます。事前にコンビニ等で駐車チケットを購入する必要があります(1,000円)。
セイゴロー日記
Vol.1013月、雪国ですby えす
サポートソングス
デンカビッグスワンスタジアム
片道 270.5km (直線距離) /
シーズン通算 1686.0km (往復)
ソユースタジアム
歴代アウェイ対戦成績
1勝0分0敗1戦
初対戦 2015年/通算対戦成績 2勝0分1敗(3戦)
□編集長=ニラサワ □編集=SW、hama、えりか、KYO、くりはら、はいえん、もう、あんり □ライター=とりさわ □イラスト=えす □デザイン=ニラサワ □発行=AlbiWAY編集部 □印刷=プリントサポーターの皆さん