こんにちは。今回担当の栗原です。４月になりました。どんどん暖かくなり、それはそれは春であります。
 
　アルビは前節ホームでマリノスとスコアレスドロー。リーグ戦２試合連続のスコアレスドロー。でもかなり見応えのあるゲームだったんではないでしょうか。僕はスタジアムへは行けず、テレビで録画観戦でしたが鈴木武蔵選手よくなってますね～。解説の慶行さんや元マリノスの安永さんからもお褒めの言葉をいただいてましたが、そのとおり相手の脅威となるプレーをしていたんではないかと思います。
 
　そんな武蔵選手はプロ３年目の選手ですが今回はその１つ下、プロ２年目９４年組の川口選手、小塚選手のことについて少し書こうと思います。
 
　川口選手はユース出身の選手で昨年のルーキーイヤーは序盤戦から出場してトータルで２２試合に出場しました。１年目としては上々な成績のようにも思えますが、後半戦は出場機会を失ってしまい、不完全燃焼な形で終わってしまいました。
 
サイドバックの位置から積極的なオーバーラップでチャンスを演出していくプレーは見ている側の気持ちをどんどん高めてくれます。プレー機会が増えていくうちに中へ切れ込んでいって自らシュートを打つというシーンも増えてきました。ただ守備のほうでまだまだ課題が多く、そこが出場機会を失った理由の１つとなってしまったのではないでしょうか。
 
　今シーズンは同年代でアンダーの日本代表でもライバルである松原選手が加わり先発の座を開幕から譲っている状況です。早く復調のきっかけをつかんでほしいものです。がんばれ川口！
 
 
定位置奪取を目指し、練習に励むＤＦ川口（右）＝２０１４年３月４日、聖籠
町の専用練習場
 
 
　小塚選手は帝京長岡高校からプロ入りした選手。冬の選手権で活躍し大きな期待をされての１年目でしたが終わってみれば出場機会はありませんでした。高校時代とアルビに入ってからは練習試合などでしか見る機会がありませんが、やはりボールを持った時が彼の特長だと思います。アイディア豊富でボールタッチがやさしくてドリブル突破で観客をワクワクさせてくれます。
 
　今シーズンはカップ戦でついにベンチ入りしてデビューも飾り、リーグ戦でもメンバー入りを果たしました。やっとスタートラインに立ったといったところでしょうか。これから彼の活躍をどんどん見せてほしいです。がんばれ小塚！

 
 ナビスコ杯の徳島戦に向けて練習するＭＦ小塚＝２０１４年３月１６日、聖籠
町の専用練習場
 
 
　なぜ急にこの２人への激励のようなものを書こうかと思ったかというと、今シーズンルーキーの小泉選手が入団会見から強心臓ぶりを発揮して、シーズンが始まってみれば開幕からベンチ入りし、デビューもして、カップ戦ではチームを救う同点ゴールも挙げちゃったりしているわけです。
 
　もちろんなんだかとんでもない新人が入ってきたということでとても嬉しいですし、どんどん活躍してもらいたいと思っています。ただだからこそ先輩の２人は負ける訳にはいかないだろ！ということです。
 
　まあ言ってしまえば、同じ年で勝手に親近感を持ってる同級生２人に、もっと奮起せよ！ってことを言いたいのです。
 
 
　どちらも地元新潟県の出身であり、J１昇格を決めた試合をビッグスワンに見に行ってたり、スタジアムへ行けずテレビで見ていたということをインタビューで聞いた時とても興奮しました。僕もあの試合をスタジアムで見ていましたが、あの時同じ空間にいた同じ小学校３年生が今はアルビのトップチームでやっているんだという事実が、とても嬉しく、勝手に誇らしく感じました。
 
　「２年目のジンクス」なる言葉がありますが、あれは１年目を華々しく活躍した人向けの言葉だと思っています。（セレッソの南野選手は２年目もおかしなことに活躍されてますが）アルビの彼ら２人はまだまだこれからです！
早くアルビの中心選手としてチームを引っ張っていってほしいなと思います。
 
 
　そして、彼らががんばるから僕らもがんばる、いや彼らががんばるために僕らもがんばる。ということでアル関若手プロジェクトであります。
 
　昨年くらいからゆるやかに動き始めたこのプロジェクトはは、昨年までこのStill growing up枠で書かれてて、大学卒業とともに今年から燃え上がれ清五郎の枠へ移籍された青木さんなど大学４年生の方や、社会人の方が中心となってくださり活動していたのですが、今年は大学２、３年生を中心にしていこうと若返り中です。　
 
　３月のホーム鳥栖戦ではボードを持ってアル関をアピールしました。

 
  
　また５月にはアル関若手交流会というものも開催します！この交流会はこの春から関東へ進学、就職してきた方に是非来てほしいと思っています。アルビを基点にたくさんの仲間と交流しよう、つながっちゃおう、もっとアルビ観戦を楽しくしよう！といった感じです。
 
　初めては何事も不安とか心配はあるかと思いますが、すでに現時点で多くの初参加という方からのお申し込みを頂いてます。アルビはたまに見に行く程度という方ももちろん大丈夫です。むしろそんな方々大歓迎です。興味のある方は下にお申し込みフォームを貼っておくのでぜひご参加ください!　　alkanproject.web.fc2.com/201453index.html …
 
 
 
　と、９４年組の話から強引にアル関へつなげ、最後には告知までさせていただくという、非常にまとまりのない文になってしまいましたが、とにかく、これからのアルビは選手もサポーターも若手がさらにがんばらねばならない！と、勝手に思っています。
 
 
　【若手】に注目です！ 
 

栗原和裕
川口選手や小塚選手と同じ１９９４年生まれ。ビッグスワンのご近所で生まれ育つ。小中高と多感な時期をサッカーに捧げる。大学進学を機に埼玉へ移り、アル関若手プロジェクトのメンバーとして稼働中。県外に出てからアルビ、そして新潟のいいところ学び、実感中。