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【Still growing up】選手とクラブとサポーターの関係性
2014年6月25日
こんにちは。やっと新大プロジェクトの1年生の顔と名前が一致してきた小池です。
今日のコロンビア戦で日本代表は負けてしまい、グループリーグ敗退となってしまいました。とても残念でしたが、試合を見る限りこれが日本代表の実力なのかなと思いました。やっぱり世界の壁は厚いですね。日本代表がワールドカップで結果を残すことでJリーグ、そしてアルビにも興味を持ってくれる人が増えるはずだと思っていたので期待していたのですが。
そして、もう一つ残念だったのが酒井高徳選手の出場機会がなかったことです。直前の負傷もありましたし、試合展開も考えると仕方ない部分もあったのかなと思います。4年後は代表でレギュラーとして試合に出ているところが見たいです。
日本代表の戦いはここで終わってしまいましたが、これから佳境に入るワールドカップを、まだまだ楽しみたいと思います。
さて、先日ブンデスリーガのホッフェンハイムに移籍することが決まったキム・ジンス選手の挨拶の場が設けられ、当日の昼に告知されたにも関わらず約700人のサポーターが集まりました。
キム・ジンス選手の挨拶の場に集った約700人のサポーター
さらに、ジンス選手がサポーターと触れ合いたいということで、一人一人にサインや写真などのファンサービスをしてくれました。全員とのファンサが終わるまでに2時間以上もかかったそうです。ジンス選手のサポーターへの想いを感じました。
ジンス選手が新潟に加入した直後は、守備面で不安定なところがあって、前半でイエローカードを二枚もらって退場になった試合や、前半の途中で交代になってしまった試合がありました。しかしそこから、僕たちが驚くようなスピードで成長していき、韓国代表選出、そして今回、ドイツへの移籍が決まりました。一人の選手が成長していく姿を間近で見ることができて、すごく嬉しかったです。残念ながら今回のワールドカップは、怪我で直前に代表から外されることになりましたが、その悔しさをバネにしてドイツで活躍してほしいです。そして、4年後のロシアでのワールドカップでプレーしている姿が見たいです。最後の挨拶では「また新潟に戻ってきたい」と言ってくれたので、戻ってきてくれるのを気長に待ちたいと思います。
今回のジンス選手の挨拶に関連して思ったのは、アルビはクラブ、選手、サポーターの関係性がとても近いということです。スケジュールが詰まっている中でも、移籍する前にサポーターに挨拶したいと言ってくれる選手、その思いを汲んですぐに関係各所に掛け合って挨拶の場を設けてくれるクラブスタッフ、そして急な告知にも関わらず駆けつけるサポーター。本当に理想的な関係だと思います。
新大プロジェクトの活動も、クラブとサポーターの関係が近いからこそ実現していると思います。言ってみればクラブの営業活動に、ただのサポーターでしかない僕たちがタッチしているわけですからね。ここまで密接な関係はなかなかないことですし、アルビレックス新潟というクラブだからこそ、実現していることなんじゃないかと思います。
これからも新大プロジェクトとしてできることを着実にやっていければいいなと思います。
小池拓真
1994年生まれ。新潟生まれ新潟育ち新潟在住の新潟人。普段はバックスタンドで観戦している。昨年からは新大アルビプロジェクトのメンバーとしても活動中。新大プロジェクトとして活動することでアルビ愛が以前よりも大きくなったことを実感している。ちなみに渡辺泰広選手は中学の一つ上の先輩。