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【Still growing up】大白鳥

2014年12月18日

こんにちは、栗原です。今年も残り3週間切りました、シーズンも閉幕して1週間ちょっと経ちましたね。時の流れの速さが怖いです。ただどうしても個人的には最終戦に行けなかったのが心残りでして、まあ天災であり仕方のないことではあるのですが。大雪のためビッグスワンでの最終戦は中止・延期になりカシマスタジアムでの開催でしたが、まずは場所を提供してくれて手伝ってくださった鹿島の方々には感謝感謝です。また現地に行かれたアルビサポーターの方々にもまたほんとに感謝感謝であり、と同時にうらやましい限りでありました。
 
 
毎年底冷えの寒さに震えながらも社長、監督、選手の挨拶を真剣に聞いて、選手・スタッフの方々にお疲れ様と労いの拍手を送ってシーズンを終えていたわけですが、今年はやむなく暖房の効いた部屋でテレビ観戦。観戦環境は快適ですが、なんとも寂しく歯痒いものでした。J1昇格を決めた2003年からホーム開幕と最終戦は欠かさず行けていましたが、やはり続いてたものが途切れるのはなんとも悔しいものです。
 
 
実は今年も最終戦には参戦するつもりで都合をつけて、その週の水曜にはわくわくで新潟に帰ったのですが試合は中止になり、結果的には年末年始でもない師走の頭に実家に帰るという、最近よく使われていた言葉を用いれば「大義なき」帰省をしたことになったわけですが、そんな中で最も感じたことは『やっぱりビッグスワンが好きだ!』ということなんです。プロフィールにも書いてあるのですが、僕は幸せなことにビッグスワンの近くで生まれ育ちました。(あ、正確に言えば生まれ育ったところにビッグスワンができた、ですが)こけら落としのゲームを見に行き、そこから毎年観戦数は増え、ホーム皆勤や行けなくても1、2試合欠席する程度のものでした。それが昨年から関東に来たことで当然減るわけですが、それでも8試合、約半分行けてたのです。それが今年は先ほど調べてみるとたったの4試合(!)最後に行ったのが8月の徳島戦。(しかも負けてる・・・)かれこれ4ヶ月、来年のホーム開幕戦に行くとして、7ヶ月もビッグスワンに行けてないのです。言ってしまえば『ビッグスワン欠乏症』です。

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 関東に来たことに関してはなんの後悔もしてないですし、むしろよかったと思ってます。たくさんの熱いアルビな方々と新たに出会うこともできて、またこのブログにも参加させてもらって。チキンな自分なので新潟にいたままだったらおそらくそんな出会いも、このブログを書かせてもらう事もなかったと思います。でもビッグスワンは恋しくなるのです。
 
 
『好きなら行っちゃえ!』『行きたいなら行っちゃえ!』と、どこにでも、どんな状況でも現地へ向かう周りの熱いアル関のサポーター仲間さんに言われる気はします。そんな方々が周りにはたくさんいることで、自分はアルビへの気持ちがぬるくなってるのか?と思ったりもしましたが、決してそんなことはないと思っています。考えてみればこれだけ長い期間変わらないものは、アルビを応援してることと箸の持ち方が下手なことくらいです。それでも以前までは散歩で行けてた距離が夜行バスに乗って行かなければならい距離になってしまったので、なかなか毎度毎度帰るのは難しいです。このあたりの折り合い、落ち着きどころを、もう大学生活も折り返しに来てしまいましたが追求していこうと思ってます。

PICKH20140724_M000100120A100004 .JPG       サポーターの声援を背に攻める新潟の選手たち=7月23日、デンカビッグスワン
 
各スタジアムにそれぞれの空気感があり雰囲気は様々です。ただやっぱりビッグスワンは特別でありアルビレックス(もちろん僕らサポーター含め)にとってビッグスワンは唯一無二の場所、ホーム、家だと思います。家でもなく職場や学校でもないところであるサードプレイスという場所が現代社会で重要だとアメリカの社会学者レイ・オルテンバーグは『ザ・グレート・グッド・プレイス』という著書で言っていましたが、その中でサードプレイスの特徴の1つとして【第2の家】とも言っています。そうです、やっぱりビッグスワンは僕らにとっての家なんです!ビッグスワンが好きだ!(来季リニューアルした大型映像装置も楽しみ)
 
今年1年ありがとうございました。そして今シーズンお疲れ様でした!
 


 栗原和裕
川口選手や小塚選手と同じ1994年生まれ。ビッグスワンのご近所で生まれ育つ。小中高と多感な時期をサッカーに捧げる。大学進学を機に埼玉へ移り、アル間若手プロジェクトとして稼働中。県外に出てからアルビ、そして新潟のいいところを学び、実感中。