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【燃え上がれ清五郎】新大プロジェクト教員版

2013年6月13日

ひとつ前のブログ記事で新大の学生さんが「新大アルビプロジェクト」について書いていますが、このプロジェクトは学生さんに限った話ではないのです。教職員の中にもサポーターがいるわけで、私もその一人です。今回のサポーターブログでは、新大プロジェクト教職員版についてご紹介したいと思います。
 
もともと教職員の中に熱狂的なサポーターがいたわけですが、新潟大学はいかんせん規模が大きい組織ですから、サポーター同士のつながりなど皆無でした。これを組織化して、学生さんたちと一緒に新大からアルビを盛り上げようという訳です。
 
具体的な当面の目標は、①新潟大学の広告看板をリーグ戦開催時のスタジアムに掲出する、②新潟大学をクラブスポンサーにする、の2点。どちらもお金が絡む問題なだけに、実現するにはハードルが高いかもしれません。大学の経営トップを納得させられるだけの材料が必要になります。この点、教職員だけでなく学生も一体となって活動を広めることができれば、大学としてもいい宣伝材料になるのではないかと思っています。狙いは「新大に行けばアルビが身近になる!」。地元高校生が新大へ進学するきっかけの一つになってくれる事を期待しています。
 
もっともこれは宣伝の費用対効果という点で大学内の事情であって、夢のある話じゃないです。あくまでビジネスとしての大人の事情。もちろんそれは必要だけれど、僕が考えている事はもっと未来志向なビジョン。それは、地方のJクラブと大学が連携して地域の活性化につながる活動をする、ひいては、他の大学とも連携を取り、Jクラブと大学の関係を構築していくという壮大な物語。

例えば岡山大学では、「はじめてのファジアーノ」という企画があって、地元商店街の活性化と新規顧客獲得という2つの側面をバッチリと捉えています。新潟大学には駅南キャンパスがあるから、真似できそうですね。こうした活動の情報を大学間・クラブ間で共有する事ができれば、可能性が広がっていくと思うのです。この新大プロジェクトを立ち上げるにあたって、国公立大学で先んじて地方Jクラブのスポンサーになっている山形大学の担当者と電話で話をする機会を得ました。色々と話をしていく中で、将来の夢が膨らみました。山形がJ1に上がってきたら、リーグ戦の前座試合で新潟大学vs山形大学のサッカー部対決をやろうという話になっています。想像するとワクワクしちゃいません? そのために我々は、J1の舞台で山形を待ち続けなければなりませんよ!

 
いつか、全国的な規模で大学とJリーグのサミットを開くのが目標です。
 
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渡辺英雄(わたなべ ひでお)
1973年生まれ。新潟大学法科大学院助手。新潟大学在学時からアルビレックス新潟のサポーターとなり、現在は新大アルビプロジェクトを教員の立場から取り組んでいる。また、ホームゲーム後に新潟県スポーツ公園内のレストラン「ラ・ピアンタ」で不定期開催している「サポーターズバー」の実行委員としても活躍中。