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【Still growing up】インタラクションサッカー

2013年11月26日

いきなりですが、勝手にアルビレックスのサッカーに名前を付けてみました。
その名も”インタラクションサッカー”
かっこいい!(笑)
 
インタラクションとは、直訳すると相互作用や交互作用といった意味です。つまり、互いに影響を及ぼし合うということです。アルビレックスのサッカー、特にビッグスワンでは、ピッチとスタンドの一体感があります。その一体感は、どこからくるんだろうと考えたとき、観客と選手がが互いに影響し合っているのではないかと思ったわけです。ビッグスワンで試合を見ると、僕はいつもその一体感を感じています。観客と選手が一体となって試合が展開されていく、そんなサッカーにインタラクションサッカーと名前をつけてみました。
 
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■岡本英也選手(16)がゴールを決め、喜ぶ新潟の選手。サポーターも勝利を後押しした
(23日・東北電力ビッグスワン)
23日の仙台戦の観客動員数は32,435人。今年で2番目の動員数となりました。ビッグスワンでは、8連勝です。仙台戦ではまさしくインタラクションサッカーでした。スタジアムが湧くシーンは、ゴールシーンだけではありません。レオのボールカット、達也の素早いプレス、水輝の激しい競り合い、、挙げたらきりがありませんね。特に前線からの連動したプレスでボールを奪ったシーンでは、大きな歓声と拍手がスタジアム全体から沸き起こりました。ここまでひとつひとつのプレーに反応しているスタジアムは、他にないかもしれません。良いプレーに反応して大きな拍手を送る、これはアルビレックスサポーターの特徴であり、誇れるところであると思います。選手がより生き生きとプレーしていたと感じたのは、僕だけではないはずです。仙台戦後の選手コメントやTwitterのつぶやきを見ても、選手もいつもと違う雰囲気を感じていたようです。

 
良いプレーに拍手 → 選手が気持ちよくプレーできる → 良いプレーに繋がる → 良いプレーに拍手
こんな好循環が今のビッグスワンにはあるような気がします。勝手に名づけただけですが、これこそ"インタラクションサッカー"です。観客と選手が互いに影響しているということです。もちろん、選手が気持ちのこもったプレーをしてくれているからこそ、この8連勝があることは忘れてはいけません。インタラクションサッカーには、悪いこともあります。ネガティブな雰囲気も互いに影響してしまうのです。例えば、昨シーズンのビッグスワンで勝てず、悪い雰囲気から抜けだせずにいた時期です。観客席から聞こえるため息が重なりあって、それが選手にも伝わっていた気がします。
 
ビッグスワンは良い雰囲気も、悪い雰囲気も、選手に伝わりやすいスタジアムであると言えると思います。だからこそ、僕らは相手への野次やブーイングではなく、新潟の選手に拍手と声援を送るべきではないでしょうか。
 
土曜日の仙台戦は、J1在籍10周年記念の特別な日でした。これまで積み上げてきた、ひとつひとつのプレーに反応する応援は、ずっと変わっていません。これからも変えてはいけないことだと思います。今回はビッグスワンでの一体感に注目し、その一体感のあるサッカーをインタラクションサッカーと名づけてみました。
そして、これからの10年はタイトルが取れるチームに変わっていかなければなりません。チームと共に成長できるサポーターでありたいですね。「サポーターのみんなに、喜びと感動を与えたい。」柳下監督が繰り返しコメントしているこの言葉。この言葉を信じて、今シーズン残り2試合のチームの成長を思いっきり楽しみましょう。そして、大きな拍手と声援を送りましょう!

 

 
青木優太
1990年生まれ。新潟生まれ、仙台育ち、横浜在住。東京の大学に通う22歳。1999年から駅南のサッカースクールに通い、試合観戦を始めた。すぐに父親の転勤により新潟を離れるが、アルビレックスを応援し続ける。現在は、関東の試合を中心にゴール裏で応援している。関東からアルビレックスを盛り上げようと模索中。