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【燃え上がれ清五郎】患者さんにアルビを届けよう!

2014年4月17日

 みなさんこんにちは、新大プロジェクト顧問の渡辺英雄です。今回は、4月26日(土)に新大病院で行われるAWAY徳島戦の「病院内ビューイング」について、実施に向けた学生たちの奮闘ぶりを大人目線(笑)からご紹介したいと思います。また新大ネタかよ!と思わずに読んで頂ければ幸いです。
 
そもそも病院内ビューイングとは?
 アルビレックス新潟の試合を、病院内で生放送しちゃおう、という企画。もともと、NPO法人アライアンス2002が主催している「サッカー談義場」において、かねてより実現させたいと話題に上がっていたもの。怪我や病気でスタジアムへ足を運べない患者さんたちに、アルビレックス新潟の試合観戦を通じて、元気と笑顔をお届けしよう、というのが主な目的。
 
※今回は、患者さんへのサービス向上を目的とした病院内イベントであり、一般の方はご来場いただけません。
 
 新大プロジェクトの主なメンバーは、五十嵐キャンパスの学生たちで構成されています。ですがここ最近、徐々に旭町キャンパスの学生も参加してくれるようになりました。今回の企画も、彼らの協力があってこそ実現できた、と言っても過言ではないでしょう。医歯学部まで巻き込んでいく、新大プロジェクトの勢いは止まりません!
 さて、病院内ビューイング実施に当たり、先日、事前の打ち合わせが行われ、私も同席してきました。出席者は、今回のお話を進めるにあたり橋渡しをして頂いたアルビのスポンサー企業の方、大学病院の事務の方、クラブ関係者、新大プロジェクトの学生、顧問の私と、なぜか元コールリーダー(笑)。打合せ会場は、実際にビューイングを行う大会議室で、イス席と車椅子スペースを合せて、約100名程度が収容できるほどの広さがありますが、我々の当日入場者見込み数は60名程度と若干の弱気。しかし、初めての試みなので、まずはご来場者に楽しんで頂くのを最初の目標にしよう!という話になりました。
 
 そこで気になるのは、会議室でただ単に試合の映像を流すだけでは盛り上がりに欠けるのではないか、という点。いいアイデアがないかみんなで話し合ってみると、意外に話題が尽きません!
 
-会議室の壁一面に、ポスターを貼ったらどうだ?
 どうせなら、ビッグスワンに掲出している選手等身大バナーも貼っちゃおうよ!
 
-試合開始前に、学生からアルビの選手紹介と見どころ解説ができないかな
 その他にも、患者さん向けに、選手からビデオメッセージがあったらいいね!
 
-ハーフタイムにも何かできそうだ
 クラブから景品をもらって、抽選イベントやっちゃおう!
イベントに、アルビくんとスワンちゃんが駆けつけてくれたら、子どもたちもきっと喜ぶよ!
 
-旭町キャンパスの学生にも輪を広げたいね
患者さんと直接触れ合う機会が持てるから、看護学専攻の学生たちは特に関心があるのでは?
 ポスターを作って、生協や協和会の売店に置いてもらおう
 自分が所属するクラスのみんなを、メールで誘ってみるよ
 これをきっかけに、旭町のプロジェクトメンバーが増えるといいね!

 
 大人になると、つまんない会議に出席して黙ったまま時間の経過を待つという経験をした事がある人も少なくないでしょう(笑)。ですが、今回の事前打ち合わせは、学生たちが主体となり、大学病院事務の方々(実は熱狂的なサポーターw)や元コールリーダーの知恵も加わって、夢のふくらむ有意義なものでした。
患者さんが病院内ビューイングでアルビから元気をもらい、退院後はスタジアムで一緒になって感動を味わう。なんて美しい話でしょう。アルビを通じて、みんなが一つの方向に向かっていくというカタチが、どんどん現実になっていきます。やるじゃん、新大プロジェクト!!
 後日、新大プロジェクトのポスター作製担当から、イベントの案内ポスターが送られてきました。これもすばらしい出来!
 
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 最後にもうひとつ忘れちゃいけないのは、病院内での生放送は、クラブがスカパー!さんのご協力を得て実現した、って事。ホームはスタジアムで、アウェイはスカパーで! でも行けるなら徳島まで行っちゃいましょう(笑)。もうこの試合、勝つしかないんで。


渡辺英雄(わたなべ ひでお)

1973年生まれ。新潟大学法科大学院助手。新潟大学在学時からアルビレックス新潟のサポーターとなり、現在は新大アルビプロジェクトを教員の立場から取 り組んでいる。また、ホームゲーム後に新潟県スポーツ公園内のレストラン「ラ・ピアンタ」で不定期開催している「サポーターズバー」の実行委員としても活躍中。