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【燃え上がれ清五郎】一体となるスタジアム

2014年5月14日

 ゴールデンウィーク最終戦の清水エスパルス戦。久しぶりの3万人越えの観衆。やはり3万人、3万5千人が集まるとスタジアムの雰囲気はグッと変わってくる。一体感という言葉がよく似合うようなスタジアムになるんじゃないのかな。
 
 スタジアムで応援をリードする立場にある僕が、その試合でどういうリードをしたらいいのかなと考える時の最初の基準は、ゴールキーパーが試合前のピッチ内練習で出てきた時の拍手と声の大きさであることが多い。拍手が大きければ手拍子を活かした応援を、声が出てれば何でもできちゃう気はするんだけど、生意気にもそんなことを考えながらやっているってわけ。
 
 この間の清水戦は、拍手と声の大きさが今シーズンの中で抜群に良かった。これはさっきも書いたようになんでもできちゃう状況。

 守田のチャントでの横揺れ。

 太鼓を入れない手拍子だけのアルビレックスコール

 そして、どんどん埋まっていくスタンド。

 このワクワク感、これぞビッグスワンといったところかな。こういう感覚も久しぶりだった気がする。

 試合の方は、ロスタイムに追いつかれ(オイ!w)、ロスタイムに勝ち越すという自作自演かのような劇的勝利。でもいいんだ、アジアに行くためには結果が必要なんだ。

 
 いくら僕が「ビックスワンは一体感がある!すごい!」といっても、ぶっちゃけ微妙だし説得力も何もない。だからみんなスタジアムに来てよっていう超強引なお話(笑)
 でも、来れば分かるというか、感じると思うんだよね。

 今、このブログを読んでいる人の中で、いつもビックスワンにいる人とは、またスタジアムで喜びを分かち合いたい。逆に、間違ってこのブログを読んじゃったサッカーあんまりわからない人とか、アルビレックスって何?みたいな人には、とりあえずビックスワンに来てみてもらえればと思う。もちろん、いろんな都合で離れてしまった人たちにも、また戻ってきてほしいと思う。キッカケなんて何でもいいんじゃないのかな。


 今のアルビレックス、今のビッグスワンには人を引きつける魅力がある。
 
 と、ここまでは、ホームゲームのお話をしてきたんだけど、アウェーのお話もちょっとだけさせていただくことにする。
 
 突然だけど、今のコールリーダーはすごいと思う。

 彼はアウェーでの一体感を演出するのが上手い。特に際立ったのがアウェーの大宮戦。僕の「手拍子だけのアルビレックスコールをしたいからなんとかして」という強引な要求に、彼は立ち上がった。そして、彼の呼びかけでバックスタンドのサポーターも立ち上がってのアルビレックスコール。これにはけっこう痺れた。その時点で、会場の空気をグッと新潟側に引っ張れた気がした。こういうのもアウェーの醍醐味かなって思う。
 

20140503vsomiya-albirex_supporter.JPG
NACK5スタジアム大宮に駆けつけたアルビレックスサポーター

 これも僕が多くを語っても、あまり意味のないことかもしれない。アウェーにはアウェーでしか味わうことができない楽しさもあるんだということを、少しでも感じてもらえたら幸いだ。
 
 今年のアルビレックスは、本気で優勝できるチームだ。

 このブログを読んでくれた人は、もうみんな仲間だ。この素敵な仲間と、多くの喜びを共有し、12月にはみんなで笑っていたい


 そのために、みんなでスタジアムに行こう。もっともっと、アルビレックスにあふれた空間をみんなで創ろう。

渡邉林太郎
1992年1月11日、新潟県生まれ。J2初年度、父親の影響を受けアルビレックスを応援し始める。翌2000年から本格的に試合観戦を始める。以来、 ゴール裏での応援を続け、現在は太鼓の叩き手として活躍中。3年前に大学進学のため上京し、関東から毎試合スタジアムに通う日々を送っている。