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【Still growing up】Most Valuable Player

2014年5月28日

 皆さんこんにちは。今回担当の小池です。
 
 リーグ戦はワールドカップによる中断期間に入り、今はナビスコカップの予選リーグの戦いが続いています。柏戦・浦和戦と連敗してしまったことで決勝トーナメントに進める確率はかなり低くなってしまいました。ですが、可能性がまだ残っている以上諦めるわけにはいかないと思います。頑張ってほしいです。
 
 さて、先日4月度のJリーグ月間MVPが発表され、レオ・シルバ選手が選出されました。この賞は昨年に創設されたもので、アルビの選手が受賞するのは今回が初めてのことです。去年の開幕戦でレオのプレーを初めて見た時のインパクトは抜群でしたし、いい選手を連れてきたなと思いました。そして、その後の活躍は皆さんもご存知の通りだと思います。今までのプレーを考えれば、もっと早く月間MVPに選ばれていてもおかしくなかったと思います。去年あれだけの活躍を見せたので、2年目となる今季は他のチームも相当研究してきているはずです。それでも毎試合質の高いプレーを見せていて、改めてすごい選手だと感じました。

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MFレオ・シルバ(中央)が、浦和の守備陣をかいくぐって攻め上がる=24日、デンカビッグスワン

 ファールをせずに相手からボールを奪い切るプレーはもちろんですが、複数人の相手に囲まれてもボールを奪われないキープ力、試合の最後まで落ちない運動量、視野の広さを生かした展開力、徳島戦で見せたフリーキックなどレオの良さは挙げても挙げきれないほどだと思います。今のJリーグで最高のボランチであることは間違いないですし、レオのプレーを見るだけでもお金を払ってスタジアムに行く価値があると思います。しかし、そんな選手でもブラジル代表の候補にも挙がらないあたりにサッカー王国ブラジルの凄さを感じます。
 
 そして、もちろんレオのプレーは凄いですが、レオが持っている力を最大限に発揮できるのは選手全員のハードワークがあってこそだと思います。サッカーは1人凄い選手がいても他の選手がサボってたら話になりませんからね。これから始まる中断期間で今のサッカーに更に磨きをかけて、中断が明けた後には接戦を勝ちきれる勝負強いチームになってほしいと思います。ですが、その前にまずはナビスコの大宮戦です。今日行われる他のチームの試合の結果次第では、試合前に決勝トーナメントに進める可能性が完全に消えてしまって、いわゆる消化試合になってしまうかもしれません。しかし、長い中断に入る前の試合を勝って終わるのと負けて終わるのでは気持ちの面でかなり変わってくると思います。なんとしても勝って終わってほしいです。そしてリーグ戦では果たせなかったNACK5スタジアムでの初勝利が見たいです。

小池拓真
1994年生まれ。新潟生まれ新潟育ち新潟在住の新潟人。普段はバックスタンドで観戦している。昨年からは新大アルビプロジェクトのメンバーとしても活動中。新大プロジェクトとして活動することでアルビ愛が以前よりも大きくなったことを実感している。ちなみに渡辺泰広選手は中学の一つ上の先輩。