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【燃え上がれ清五郎】後援会激励会

2014年6月5日

 6月1日(日)、ナビスコ決勝トーナメント進出をかけた大一番の試合がアウェイ大宮で行われました。
 
~中略~
 
 ・・・の後、大宮駅前で首都圏地区、関西地区、郡山地区、新潟県外地区アルビレックス新潟後援会激励会&懇親会が開催されました。
 
 この日の激励会は二部構成。一部は貸し会議室で選手のトークショー&サイン+写真撮影会。二部はスポンサー様の大庄さんでの大宴会。
 
 奇跡をおこすぞ、と意気込んで試合応援をしていたサポーター仲間は、「このまま参加したら愚痴っちゃうかも…」と、途中一杯ひっかけて来たとか。
 
 さかのぼること一週間前、後援会の職員さんは、「試合結果によっては当日キャンセルが大量に出たらどうしよう…」と少し心配されていました。
 
 私はというと、会社行事のバーベキューを抜け出すことに失敗し、応援もしてないのに飲み会だけ参加ってなんとも申し訳無い…と、少々テンション低めでの参加でした。あー、なんで大宮の試合の後は、いつもいつもいつもこんな気分なんだろ、(日程的にここしかなかったのは分かるけど)大宮戦の後ってのはいかがなものか、などと話ながら会場へ。試合後、フロントの方が大急ぎで飾り付けてくれたであろう、選手バナーやフラッグに迎えられて、少々テンションがあがるも、まだまだ静かな会場内。
 
 最初は田村社長の挨拶でスタートしました。Jでもオンリーワン・ナンバーワンの後援会組織の歴史や誇り、それを支えてくれるアルビサポ・後援会員への感謝などお話してくれました。中でも印象的だったのは、「今日の試合は負けてしまったけれど…」というくだり。「負けてないよ!(笑)」という愛あるブーイングに田村社長もあわてて訂正していたけれど、私はすっごく好印象を持ちました。ああ、社長も負け試合って口にでちゃう位、悔しかったんだなあ、って。この人、ほんっとうにアルビレックスが大好きなんだな、って感じました。

 そんなこんなで選手入場!
 
 今回は、舞行龍ジェームズ選手、田中亜土夢選手、守田達弥選手、鈴木武蔵選手が参加してくれました。目の前に現れた選手はあまりにもイケメン揃いでなんともびびります。ほんと、どこのモデルだよ!格好良すぎ!さっきまでぐだぐだ言っていた私も周りも一気にボルテージMAXです。

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 選手のトークで和んだあと、全員参加OKの即席サイン会と写真撮影会。新潟地区以外の後援会員の人は、なかなか聖籠に行く機会もないだろうし、との配慮で企画してくれているとか。さっきまでグダグダ言っていたみんなも、選手の前では、まさしく天にも昇りそうなとろけるような満面の笑顔なんですよね。(私も絶対そうだったはず。)中には、亜土夢選手『を』お姫様だっこしての写真撮影をお願いする方や、選手と肩を組ませてもらって写真をとるサポーターも!(このナイスなオジサマの後は、肩を組ませてもらうサポーター続出w)。どの選手も100人近くの参会者全員に、笑顔と丁寧な握手、写真撮影、そして目を見ながら、みんなの一言に真摯に答えてくれていました。亜土夢選手はこういったイベントには必ず喜んで参加を決めてくれる、武蔵選手は、自分から「僕も参加します」と言ってくれたとか。ほんと、うちは良い選手ばっかだわ。そして単純でいとおしい素敵なアルビバカばっかりだわ。
 
 トークでは、どの選手も「中断期間、さらにレベルアップして後半戦に向けてがんばります」との力強い言葉を聞かせてくれました。
 
 最後はどこからともなく始まった一人一人の選手コールでお見送り。4選手のみなさん、本当にありがとうございました。
 
 その後、大庄さんの座敷に場を移しての大宴会。
 
 申し込み順に席が決まっているため、飲み会の席割りはほとんどが初対面の方ばかりです。そもそも、これは去年も感じたのですが、普段、スタジアムや試合後の飲み会でなんとなく顔見知りな方では無い方が大多数です。この出会いが後援会激励会の醍醐味かなー、と私は感じました。最初は「はじめまして、どちらの出身ですか?」などと少々遠慮しながらの会話ですが、そこはアルビ好き同士、あっという間にあちこちでワイワイと盛り上がってきます。最初に用意してくださった名札も効果があったのではないでしょうか。
 でも、よくよく考えたらすごいことですよね。年齢も性別も仕事も環境も全く異なる大人約100名、たった「アルビレックスが好き」という、それだけの理由でこんなにも一瞬で親しくなれるなんて!

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 お酒も入り、場があったまった所で、後援会職員さん司会による、選手サイン入り大抽選会!フロントの方ががんばって、今年はかなりの数の商品を用意してくれていました。司会の藤田さんが被り物とトークで大奮闘してくれていました。(なんと入社して1ヶ月とか!良い人材がアルビに入ってくれました!!!!!)
そしてさすがはサポーター集団。盛り上げ方を心得ている。
 
 「次は○○選手のサイン入り△△!」
 「おーーーーーーーっ」

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 という掛け合いは絶妙でしたし、見事あたった方にはもれなく「ぉぉぉぉおおお~、ヘイッ!」と万歳を強要(笑)抽選商品がすべて出尽くしたあと、藤田さんの被り物やネクタイも提供して~とネクタイコールも飛び出しましたが、残念、フロント社員さんのつけていらっしゃるネクタイは、みなさん自腹購入との事でしたw
 
 そうそう、みんなが口々にジンス選手の心配をしていたのも印象的でした。ジンス選手は中断明け、アルビに戻ってきてくれるのか、海外へ移籍の可能性もあるのか、どちらになったとしても笑顔で迎えよう、と、そんな優しい話ばかりでした。
 
 最後は新幹線の最終ギリギリで退席された社長をタムラコールで呼び戻し。ちゃんと間に合ったかな?でも、社長の笑顔が見れて良かったなー。
 
 年に数回しか試合には行けないという方、生まれたばかりの赤ちゃん連れで参加のファミリー、毎試合かけつける愛すべきアルビバカ、立場はそれぞれだけれど、みんなそれぞれがアルビレックスを愛していて、新潟を思っている。そんな幸せな空間でした。
 選手たちだけではなく、私たちも、こんなアルビレックス、新潟を誇りにこれからも前を見てみんなで進んでいきたいな、しみじみと感じました。

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 今年はフロントの奮闘もすごく感じました。きっと、すごく打ち合わせをしてくれたんだろうな、という気配りが随所に。イベントとして、去年より格段にレベルアップしていたように思います。
 
 飲み会の間中、社長や運営部長さん、広報さん、入社間もない社員さん皆さんが、全ての席を回ってお酌をしてくれたり、トークに花を咲かせたり。こんな風にフロントの方一人一人と触れ合える飲み会なんて、Jリーグ広しといえども中々ないんじゃなかろうか。社長は「みなさんに支えられてアルビレックスはある」と言ってくれたけれど、素晴らしい選手だけでなく、こういったフロントの方がいるから、私たちも支えたい、って思うんじゃないかな。きっと今回参加された方は、絶対来年も参加したい!っておもったはずです。

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 実は私、今回のイベントが始まる前、少し疑問がありました。
 
 対象の後援会員に直接手紙や電話で連絡があったものの、それ以外のサポーターには全く告知が無かったこと。後援会員のためのイベントだからそれでも良いのかもしれないけれど、せっかくのこの機会を、なんで後援会拡大のために利用しないのかな~と。
 
 熱心なサポーターや古くから応援している方にとっては、後援会参加は当たり前のことかもしれないけれど、最近好きになった方やしばらく離れていた方には、きっかけが無かったり、敷居が高いと思い込んでいたり、そもそも良く知らない方も絶対いるので(数年前の私です)、こういう機会にがっつり宣伝して会員数増やさんかいっ、って思ってました。私だけではなく、そんな風に感じていた人も多かったようで、もったいないよねー、こんな素人でも思いつく事をなんでやらないかな、などと話をしていたのですが…
 
 私たちの思っている事は、当然、フロントの方も考えていたとの事。失礼いたしましたw 今回は、会場や人手や時間やいろいろなキャパの問題で拡大路線をとれず泣く泣く断念されたようですが、しっかり検討してくれているし、今後に期待!ですね。
 
 これでワールドカップの中断期間に入ります。6月3日には新潟市役所前の電光掲示板には「次のホームゲーム開催まであと50日」との告知があったとか。50日も無いのかー。
 いったいどうやってすごしたら良いのだろう(笑)
 ユースの天王山の試合を応援しに、北陸まで行っちゃおうかな♪

今井 浩美
1973年生まれ。新潟市で生まれ育つも、大学進学とともに県外へ。以後、京都→大阪→現在愛知在住。J1昇格とともにサッカー観戦にはまった、まさにアルビバブルの申し子。新潟を離れた年月と比例して新潟愛が強くなるな、と感じる今日この頃。ビッグスワンへは年数回、西日本アウェイを中心にゆるく応援をしています。