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【燃え上がれ清五郎】Stand by Me
アルビレックス新潟が苦しんでいる。
リーグ戦再開後、3試合連続無得点である。中断前も計算すると4連敗。ナビスコカップも入れると何と8試合連続で勝利に見放されている。最後に勝利したのは、5月6日のホーム清水戦。それもヨンアピンのオウンゴールが決勝点という渋い試合だった。
勝てない理由は明白である。点が取れない。この間、得点は何と「1」。5月17日に名古屋戦で決めた田中達也のゴールだ。同じく点が取れなかった2012年のチームと異なり、最低限のチーム力があるため即降格危機という順位ではないけど、僕らのチームは上がってるのか下がってるのかよくわからない不思議な結果になってしまっている。
新潟でMr.ゴールと言えば誰か?
昨年は川又堅碁という答えを僕らは持っていた。何といっても2013シーズ得点ランキング2位でベストイレブン受賞だ。
堅碁は昨シーズン開幕時、ブルーノロペスの控えだった。途中出場で初ゴールを決めた翌日に「祝J1初ゴール」の花輪が届いたのがこの年。今となっては信じられない話だけど、堅碁はこの時までノーゴーラーで、ポストマンで、スタメンを告げられるとお腹が痛くなる子だったのだ。
で、そのポストマン堅碁を僕らはどうしたか。応援して、応援して、応援した。全く勝てないアルビレックスを応援して、応援して、応援したように。
僕らはサポーターで、サポーターってのはサポートする人の事で、じゃぁ出来る事って何なんだよっつーとやっぱり応援するしかない。
って事で、僕は8月2日、頑張ってマイチームを応援し勝利に導き、翌8月3日は聖籠で10時半から行われるトレーニングゲームを見に行き、控え選手達を激励しする事を今ここに宣言する。残念ながら堅碁を応援する事が出来るのは、3日のトレーニングゲームの方である可能性は高い。それでも堅碁は、僕らのヒーローで、昨年の功労者で、新潟の宝だ。
読者の皆さんも是非来てほしい。行こう。行くんだ。
ビッグスワンで、そして聖籠で。人は苦しいときほど誰かにそばにいてほしいと感じるわけで、アルビレックスも堅碁も、僕らにそばにいてほしいと感じているんじゃなないかなぁ。
浜崎 一
1977年生まれ。神奈川出身だが、新潟大学進学という理由で偶然新潟に移り住む。大学院時代にJ2初年度のアルビレックスにはまり、その後10年間事実 上のコールリーダーとしてアルビレックスの応援の最もホットな部分で活躍。現在はゴール裏を離れ、市民レベルでサポータームーブメントを起こす仕掛け役と なっている。