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【Still growing up】12番

2014年9月10日

「12 SUPPORTER」―。
スタジアムに行けば必ず目にするユニフォームナンバー。ライトなサポにもコアなサポにも12番は大人気だ。
 
今シーズン頭に、レプリカユニフォームを買った。今年1年間の休日はアルビレックス新潟を軸に動こうという決意の表れである(思いの外スタジアムへ足を運べていない事実には、しばし目をつぶっていただきたい)。
しかし、一つ困ったことがあった。背番号問題である。プロフィール等でも触れているように、私は中学生辺りから「空白の7年間」を過ごしていたため、ほとんど観戦していなかった。つまり、選手をほとんど知らなかったのである。今ではあり得ない話だが、昨季のFC東京戦では「ナルオカ??」「ケンタロー??」といった感じ(成岡選手も、大井選手も、今では大好きな選手です)だった。「僕の知っているアルビの選手は、ほとんどいないなー。」と思いながら観戦していたが、そんな中で一人だけ良く知っている選手がいた。「15 本間勲」。
 
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サッカー天皇杯 新潟―大分 後半ロスタイム、シュートを放つ本間
=2013年10月13日、ビッグスワンスタジアム

本間選手をはじめ、私の好きな選手はボランチが多い。安英学選手、桑原裕義選手、山口素弘選手、秋葉忠宏選手といったかつてのアルビ戦士はもちろん、現在のボランチ各選手も大好きだ。
 
本間選手を知っている、ボランチが好きだ、という2点に加え「15」を「いちご」と読んだとき「えちご」と聞こえなくもないという(どうでもいい)理由が相まって、私の背番号は「15」に決定した。本間選手が移籍してしまって以降も、私は15番のユニフォームを着て応援している。
 
 
ここまで思い出に浸りながら長~い前振りを行ってきたわけであるが、ここで本題。
 
「別にサポーターナンバーって12じゃなくてもいいよね!?」
 
例えばかつての新潟にいた宮沢克行選手。彼の背番号は「12」であった。アギーレジャパンの西川周作選手(浦和)も代表では「12」をつけている。このように「12≠サポーター」となる場合もある。
また、サポーターのことを「12人目の選手」というが、たいてい一試合のなかで3人の交代枠を使うのだから、サポーターは実質「15人目の選手」とも考えられないだろうか。(それを言ったら、「ベンチ入り全員」とか「所属選手全員」とかもカウントしろよ!というツッコミがありそうだが)

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久々に勝利し、サポーターの前で万歳する新潟の選手たち
=8月2日、デンカビッグスワンスタジアム 

 選手の入れ替わりが激しい新潟にずっといてくれた本間選手を称えたい気持ちもある。ただそれ以上に、あまりにも「15番といえば本間」というイメージが強く、将来的に15番をつける他の選手の姿が想像できないだから本間選手の引退後には15番がサポーターナンバーになってくれたら…と密かに思っている。(引退後に…というのがポイントである。私は本間選手の新潟復帰を心待ちにしている)
 
 
天皇杯、ナビスコカップを諸事情によりおやすみしていたアルビだが、いよいよ勝負のリーグ戦が再開する。夏場の敗戦を一掃するような快勝がたくさん見られると信じている。俺たちの誇り新潟!


   粕谷草太
新潟県産だが現在は東京暮らし。アルビサポとしては【W108⇒空白の7年間⇒ゴール裏】という道を歩んできた。小中高生時代にアルビサポ「だった」現大学生を「復帰」させることを主な目的として活動している。1993年組アルビサポの中で随一の変人。