オレラグ
ふらっとアウェイツーリズム 【沖縄の美しき離島編】
皆さんのアウェイ旅をちょっと豊かに、もっと気軽に。
「ふらっとアウェイツーリズム」今回は第4節の対戦相手FC琉球の本拠地沖縄の離島についてご紹介します。
3月に沖縄へ行くのを楽しみにされていた方も多いはず。残念ながら試合は延期となりましたが、これを見て次回の沖縄遠征への気持ちを高めていきましょう!
“ふらっとアウェイツーリズム沖縄編“と、昨年の遠征の様子をまとめた”沖縄特別編“には、アクセスや本拠地情報、沖縄遠征を楽しくおトクにする基本情報を掲載していますので合わせてご覧ください。
沖縄の離島
先日宮古島に行く機会がありました。羽田から直行便で約3時間半。改めて地図を見るとだいぶ果てまで行ったなあと感じられます。
それもそのはず、那覇からの距離は約300km。そして沖縄は宮古島からさらに約130km南西に石垣島、そしてその約130km西の与那国島まで続きます。ちなみに与那国島から台湾の距離は約100km。近すぎ。
そんな遠い宮古の地でもFC琉球のポスター等がちらほら。宮古出身の上里選手の影響もあってか、沖縄全県ホームタウンの活動は300km離れた地でも確実に根付いているようです。
今回は、そんな私がこれまで訪れたことのある離島から、特に魅力のある島々を紹介していきます。
アクセス容易!お手軽離島
飛行機が真横を通過!瀬長島
こちらの瀬長島は那覇市から最も近い島で、那覇空港のすぐ南側に位置しています。
本島から陸続きの瀬長島はかつて野球場しかない小さな無人島でしたが、2015年に新たなリゾートとしてオープンし注目されました。
一番のメインスポットは”瀬長島ウミカジテラス“。島の丘に段々と立ち並ぶコーラルホワイトのショップで、その名の通り海風を感じながら限定のお土産を見たりカフェで休んだり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
ふらっと散策していると、一際目につくハンモックが。こちらはカフェのイートインスペースとなっていて、スムージーやトルティーヤ等をハンモックに揺られながらいただけます。
海や飛行機を眺めながら過ごすこの時間は本当に癒し。帰りたくなくなります。
タピック県総ひやごんスタジアム(以下タピスタ)からは高速を使って車で約30分。那覇市中心部からは車で約15分という、最も気軽に行ける離島です。
北部の美ら海スポット!古宇利島
古宇利島は、名護市や美ら海水族館へ足を延ばす方におすすめ。美しい海の姿を様々な形で楽しめる島です。
長大な古宇利大橋を渡るとすぐに、沖縄有数の美しさを誇る古宇利ビーチが広がります。背後に延びる橋のシルエットもこれまた素晴らしく、絵になる!
写りが悪いですが、晴れていたらエメラルドブルーの海が輝き、間違いなくもっともっと綺麗な写真が撮れます。
“古宇利オーシャンタワー“からは、そんな美しい海を360°パノラマで眺めることができます。
レストランも併設され、こんな特別な空間で海を見ながらご飯を食べるのもいいですね。
古宇利島が人気の理由はもうひとつ。ハートロックと呼ばれる、下部が波で浸食された岩があることから”恋の島”とも言われています。
Instagramでは人気のスポットですが、海岸への道のりは意外にも険しく、天気が悪いと景色も言うほど…。一筋縄には行かないところも所以かもしれません。
こんな道を抜けると突然眼前に広がる荒々しい海岸に自然の力強さを感じます。実際のハートロックはぜひご自身で、出来れば晴れの日を狙って確認してみてください!
タピスタからは高速を使い車で約70分。美ら海水族館からは約30分です。
スタジアム至近の”神の島”浜比嘉島
リゾートの雰囲気とは程遠い、沖縄を代表するパワースポットがスタジアムの近くに存在します。それは勝連半島の先、開放的な海中道路を抜けてさらに1本橋を渡った先にある浜比嘉島。
琉球を作った神様が住んだ場所とされる”シルミチュー”が代表的な島のパワースポットで、本島とは異なり静かでゆったりとした空気が感じられます。
大開発もされておらず、のんびりと暮らす島人との交流も楽しいこの島。
地域に根付いている”丸吉食品”さんは、今年のANAの機内誌にも掲載されていた絶品の食堂です。
名物はこの島で採れたもずくを使用した大ボリュームの”カニもずく天ぷら”。渡り蟹の旨味のあとからもずくの風味が口に広がって多幸感に包まれます。
天ぷらはテイクアウトも可能で、ドライブ途中に小腹が空いた時にぴったり。
浜比嘉島へ行く際は道中の世界遺産”勝連城跡”を訪れるのも忘れずに。そびえ立つ石垣に圧倒されるでしょう。登り終えた頂上からの眺めも抜群です。
タピスタから勝連城跡までは車で約15分、そこからさらに20分で浜比嘉島です。
日帰り可能な絶景離島
ケラマブルーに心奪われる 渡嘉敷島
ここからは船で行く本格的な離島をご紹介。とは言っても那覇市から日帰りで充分満足できる島です。
那覇市の泊港から高速船で約35分、ケラマブルーの海で知られる”渡嘉敷島“へ。
沖縄遠征の前後はとにかく綺麗な海で遊びたい!!という方は、余計なことを考えず朝の高速船に乗ってください。着いた先には日本の海とは思えない青さ(=ケラマブルー)が待っています。
渡嘉敷島のビーチは2箇所(阿波連ビーチ、とかしくビーチ)。いずれも港から山を越えたところにあるので、島に着いたらレンタカーや原付等を借りるのが無難です。
特に阿波連ビーチが人気で、ビーチからすぐにスケルトンボートやサップ等々のマリンアクティビティも楽しめます。木々や珊瑚のせいで裸足だと少し痛いので留意した方が良いでしょう。
見てくださいこの青さ。海に入るのが嫌いな人でも入ってみたくなる透明度です。
慶良間諸島の中心地 座間味島
渡嘉敷島と同じく慶良間諸島に位置する座間味島もまた、ケラマブルーを味わえる島。そして座間味島のほうがしっかりとした街が形成され、スーパーや飲食店も多く歩いているだけでも楽しいのです。
座間味島のビーチの青さも渡嘉敷島に引けを取りません。古座間味ビーチはミシュラン2つ星を獲得した世界有数のビーチで、砂浜の曲線がとても美しいですね。
渡嘉敷島も座間味島も、朝出て17時頃の高速船で帰っても十分に満足できる規模。18時には那覇に帰ってこれるので、その日のうちに東京にだって戻れます。
この2島は、本島で物足りなくなってきたらぜひ訪れてみてくださいね。
夢見るリゾートアイランド
美(か)ぎ島(すま) 宮古島
最後は冒頭にも触れた宮古島。景色がきれい、ご飯が美味しい、街が楽しい。ご多分に漏れず三拍子揃った良いところです。
宮古島には周辺の3つの小さな島へ行く橋がそれぞれ架けられ、各島の文化や風土が一度に楽しめるのも魅力です。
これは来間島の港へ下りる小道。昔の子どもはここを走っていたため、「来間の陸上選手はバネがある」と言われていたのだとか。
池間島に架かる橋の周辺は海の透明度が半端じゃなく、3日で3回訪れました。
伊良部島へと渡る伊良部大橋は、個人的かっこいい橋ランキングbest3に入る素晴らしさ。生で見ると迫力が違います。
宮古のまちなかは思ったよりディープで味わい深く、少し離れると一面のサトウキビ畑のざわわ感もあり、そんな多面性にも惹きつけられる魅力があります。
那覇空港から飛行機で約1時間、時間のある方は+1日を宮古島で過ごす楽しみ方も検討してみてはいかがでしょうか。南の島からは夜空のはくちょう座も綺麗に見えますよ。
あとがき
今回のふらっとアウェイツーリズムは沖縄の美しき離島についてご紹介しました。
まだまだ石垣島や竹富島など、紹介しきれなかった島もたくさんあります。他にもおすすめ離島情報や、実際に巡ったスポットがあれば #オレラグ で教えてください!
それではまた、沖縄でお会いしましょう。
今週一週間、ファイトです!