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オレラグ

ふらっとアウェイツーリズム【沖縄編】

2019年5月20日

皆さんのアウェイ旅をちょっと豊かに、もっと気軽に。
「ふらっとアウェイツーリズム」今回は第15節の対戦相手FC琉球の本拠地、沖縄(本島)についてご紹介します。

…ついに、愛するクラブを追っかけて、沖縄まで足を運ぶ日が近づいて参りました。

私が本格的にアルビを応援し始めたのは2002年。当時、沖縄には”沖縄かりゆしFC”という九州リーグのチームがありました。
天皇杯に出場していたかりゆしFCを見て「沖縄にもチームがあるんだなあ〜」なんて思っていた小2の頃には、まさか自分が新潟のクラブを追いかけて沖縄に行くなんて夢にも思わなかったことでしょう。

それから17年、いつの間にやらかりゆしFCはその姿を消し、新たに台頭してきたFC琉球が、いよいよJ2の舞台にやってきました。
先日のV・ファーレン長崎戦に続きリーグ戦初顔合わせとなる今週末の琉球戦。
アウェイで新潟サポの名を汚さぬよう、しっかり相手をリスペクトすること。そのために、敵地の文化や風土を味わうこと。
これこそがアウェイツーリズムの真髄です。皆さんも、楽しい遠征のひとときを過ごしましょう!

アクセス

FC琉球戦は5/25(土)19:30キックオフ。新潟にとって今シーズン初のナイターですね。
新潟から那覇空港への直行便で約3時間(11:00→13:55)、大勢のアルビサポが乗るのでしょう、金曜土曜の便は既に満席となっています。
成田からは、LCCのジェットスターとバニラエアがまだまだ片道1万円を切る値段で発売中!
沖縄の航空券はもう高いし埋まっているだろうなあと参戦を諦めている方も、日程と時間が合えばぜひご検討ください。
みんなで沖縄の地をオレンジに染めましょう!!

本拠地情報〜C’mon, baby 沖縄〜

FC琉球の本拠地は、沖縄市比屋根(ひやごん)にあります”タピック県総ひやごんスタジアム“。
那覇市内から車で1時間ほどかかるため、アクセスは注意が必要です。
公共交通を利用する場合は、FC琉球シャトルバス”ちゃんぷるーバス“の利用がおすすめ。那覇市内から乗っているだけでスタジアムまで連れて行ってくれ、車内では沖縄在住の芸人さんとのサッカー談義や沖縄のおすすめ観光地等の話を楽しめるそうです。
琉球サポと”ちゃんぷるー”で、ゆっくりとウチナータイムを過ごすのもいいかもしれません。
→募集は締め切られました。

沖縄県中部に位置する沖縄市は、嘉手納飛行場にもほど近い沖縄第2の都市で、米軍関係者も多く住んでいる国際色豊かなまちです。

特に市内中心部のコザ地区は、アメリカンなライブハウスやスナックなどが通り沿いに密集しているとてもディープな街。C’mon, baby アメリカと歌いたくなるのも納得です。(ISSAさんは沖縄市出身)

近隣に大型のイオンモールライカムが誕生したことでやや活気は失われつつありますが、観戦の前後に、スタジアムのお膝元で”OKINAWA”を味わってみるのも一興です。

アウェイサポーターにはおもてなしも!詳しくはこちら!

と、いきなりどマイナーな地域を紹介していますが(笑)、敵地がどんなところなのか知っておくことで、より一層Jリーグを深く楽しめるのではないかと思っています。

さて、スタジアムですが、昨年J3から昇格してきたまだまだ発展途上のクラブとあり、1万人弱収容の小さな陸上競技場です。
ビジターの応援席はバックスタンド側の低い一角に集められるようです。

今シーズン、現在までの琉球戦ビジター最多はこの柏サポ。我々アルビサポも負けないくらいの人数&声援で圧倒してやりましょう。

スタグルはといえば、既に琉球と対戦した他サポさんからも驚きの声を耳にするその名も”キロ弁”。総重量なんと1kg、で600円。安い。
フードファイターな皆様、ぜひ挑戦してみましょう。私も頑張りたいと思います。

そしてなんと言っても特筆すべきは、FC琉球がこのタピスタで28戦無敗のJリーグ記録を絶賛更新中であること。
そこに立ちはだかるのは、これまで数々の記録やジンクスをぶち破ってきた我らが新潟。舞台は整った!やったれアルビ!

勝利の美酒美食〜〆ステーキを忘れずに〜

試合後はほとんどの皆さんが那覇市内に宿泊することでしょう。個人的に那覇市には、1年半前に仕事の関係で数週間ほど滞在した経験があります。
ですので今回は、那覇市内で楽しめる勝利の美酒美食をご紹介します。

那覇といえば国際通りでしょ!ということで真っ先に向かう方も多いと思います。国際通りは賑やかで雰囲気も楽しいのですが、少し注意点を。
ここを訪れるのはほとんどが観光客で、外国人も多く見られます。下調べ無しで飲食店に入ると、観光地価格とクオリティであることがあるので気をつけましょう。

個人的なオススメは、うちなーんちゅが多く訪れる繁華街、松山。国際通りから川を渡った対岸に位置するこのエリアには、安くて美味しい料理屋が並んでいます。あれだけ観光客が訪れているにも関わらず、この棲み分けが出来ている那覇市は面白い街だなあと感じます。
中でも私が大好きで、全てのメニューを食べようと、以前の沖縄滞在中にほぼ毎日通ったのが”みかど”さん。沖縄の文化である24時間営業の定食屋さんで、がっつり食べたい方にオススメです。
こちらの名物は”沖縄ちゃんぽん”。長崎に行かれた方は、またちゃんぽんかい!とお思いでしょうが、蓋を開けると全くの別物。
野菜とコンビーフを濃い味で炒めライスにonした、箸が止まらなくなる逸品です。
オリオン生ビールと合わせても最高。

他にも、”ゆしどうふ定食”や”ふーちゃんぷるー”がお気に入り。沖縄のおばあ達がせっせと料理を作る姿も、家庭的でほんわかします。

郷に入っては郷に従え。沖縄に来たなら〆のステーキは外せません。
“いちぎん食堂”さんなら、24時間定食やステーキ、名護そば、さらにはヤギ汁まで、バラエティに富んだ食事が楽しめます。

また、今回初のアルビ琉球戦ということで一躍スポットを浴びたのが”AWAMORI+”さん!
新潟出身のマスターが営む琉球泡盛バーとのことで、私の新たな沖縄定番スポットが生まれそうな予感がしています。
まだまだ物足りないなあ、せっかくなら珍しい琉球泡盛が飲みたいなあ、という方には、22:30〜翌3:00(!)まで営業しているこちらのお店で、マスターと試合の余韻に浸りながら飲み明かすのも楽しい一日になりそうです。
アルビサポにはなんと特典も!!

ユニ旅〜本島中南部編〜

全てを楽しんで帰りたい、年に1度の沖縄遠征。沖縄には色々な楽しみ方があります。
例えば、好奇心に負けてさとうきびをその場で絞った生搾りジュースを飲んでみたり。

国際通りに隣接する”牧志公設市場“内の”寿”さんで頂けるこのジュース。少しクセのある鼻に抜ける香りがありつつも、優しい甘さを感じられる逸品はまさにここだけの味です。
ほかにも市場内には、それ食べるの!?といったカラフルなお魚達や、見たこともないフルーツや沖縄雑貨が並びます。
9:00からは2階で食事もOK。下で選んだお魚をその場で食べられます。そんなのワクワクが止まらないですよね。

国際通りよりもディープな世界に浸れるこの市場、6/16を持って閉鎖し新たな建物に生まれ変わろうとしています。
古めかしく味のある市場に出逢うラストチャンス、是非足を運んでみてください。人が少ない午前中が狙い目です。(※試合翌日5/26(日)は休業日!)

沖縄の生活を感じるのも良いですが、南国のリゾート気分を味わいたいというのも北国新潟県民の性でしょう。
千葉館山のヤシの木を見るだけでリゾート気分になる私も、ご多分に漏れず新潟県民です。新津の植物園でさえ、ちょっとアガります。
そんなリゾート気分を高めてくれるのが、北谷(ちゃたん)町に位置する”美浜アメリカンビレッジ“。
例え行ったことがなくともアメリカ西海岸を感じるビーチに併設されたショッピングモールは、スタジアムからもほど近く、試合当日でも翌日でも楽しめるスポットです。

スタジアム近くのドライブついでに寄り道したいのが、”海中道路“。本島と宮城島等を繋ぐ道路は、橋ではなく堤防上にあるため、両側に海を見ながら海面を走っているかのような、珍しい感覚を体験できます。

夕暮れ時、沖縄の風を感じながら黄昏れるのも乙なもの。那覇空港そばのリゾートアイランド、”瀬長島ウミカジテラス“は、全面白を基調とした爽やかなショップが立ち並び、散歩するだけでも気持ちの良い場所です。
空港から離発着する飛行機や、タイミングがよければ夕陽も綺麗に見ることができますよ。
車でも行けますが、橋が一本しか無いので夕方は渋滞に注意してお出かけください。

おまけ

私の2泊3日沖縄遠征の感想を、後日ふらっとアウェイツーリズム特別号としてアップする予定です。
25日(土)には、こちらもご縁がありまして、新潟出身のアルビファミリーあべしんさんのご厚意によるアルビサポ全員お宿無料招待に甘えさせていただきます(大感謝)!

東京を拠点に全国で内装設計を手掛ける”(株)シンデザイン“さんの新事業。アルビのサポートカンパニー、アルビBBの広告スポンサーもされているそうですよ。
プレオープン中のお宿、”カモミール西町”の様子も詳しくご紹介していきたいと思いますので、皆さまご期待ください!

あとがき

今回のふらっとアウェイツーリズムは沖縄県についてご紹介しました。
入りきらなかったオススメスポットは、Twitterでも紹介していきますのでお楽しみに。
梅雨に入ってしまった沖縄ですが、ジメッとした天気を吹き飛ばすような試合を期待したいですね!
他にも皆さんのオススメスポットや、実際に巡ったスポットがあれば #オレラグ で教えてください!
それでは週末、沖縄でお会いしましょう。
今週1週間、ファイトです!

なるかわ
なるかわ
直江津出身新潟市西区育ち、東京在住。少年サッカーのチームメイトだった新太選手の活躍に感涙の日々。全国各地の景観をデザインするお仕事の傍ら、日本地図を愛読しもっぱら空想旅を繰り広げている。純喫茶と温泉巡りが趣味。猫派。