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オレラグ

心の機微【展望】第28節 ファジアーノ岡山戦

2020年10月21日

こんにちは。

ほんとに今年は心がどうにかなってしまいそうになることが多すぎます。
別に会ったこともないテレビやラジオの向こう側の人の話です。ニュースでやっていたどこかの事故や事件で亡くなった方と同じように関わりはありません。その事故や事件には気の毒だなとか残念だなと思いつつ、心底辛くなってどうにかなりそうになる事は正直それほどありません。全ての悲しみに向き合ってしまったら到底持たないでしょうから。その辺は成長するに連れていつの間にかうまいことできあがってきたのでしょう。
有名人の訃報も本来それと同じはずなのに、とも思うわけです。
ただやっぱりその人の作品に感銘を受けて、少なからず影響を受けたからこそ、おかしくなりそうにもなるのかなと思います。

冒頭からアルビレックスと関係ない上に分かりづらくて重い話ですみません。
そのアルビレックスも現状大きな問題を抱えてしまったわけですが、それでも自分の中で全てが嫌になったり、どうでもよくなったり、いなくなってしまいたくなっても、アルビレックスの5年後10年後が気になり、今年はどんな結末を迎えるかが気になり、そして何より次の試合が見たいという感情が、いつも気持ちを戻してくれます。

さあ、相変わらず連戦真っ只中な今節もやっていきましょう。

上向き岡山

今節は中2日でのゲームです。ホームに現在15位のファジアーノ岡山を迎えます。
岡山の情報の前に、今季中2日で迎える試合はこれが4回目となります。これまでの3試合は1分2敗と勝てていません。岡山とは前回も中2日でしたが、1-0と敗れており、またホームの磐田戦、アウェーの愛媛戦と内容も厳しい試合ばかりの印象です。
今節含めて中2日のゲームはまだあと5回ありますから、ここでしっかり勝てることを証明しておきたいところです。

さて、岡山についてですが、現在勝ち点35の15位です。
15位というと結構離れているような気もしますが、うちとの勝ち点差は8ということで、うちと2位徳島との9差よりも詰まっています。前節の展望でも書いたように大混戦の順位表であると同時に、上位についていくためにもこういうところで落とすわけにはいきません。

前回12節で対戦して以降の15試合は5勝5分5敗とイーブンで、1回ずつの連勝と連敗がありつつ勝ったり負けたりを繰り返しているような感じです。
ただ、ここ7試合は4勝2分1敗と1つしか負けはなく調子は上向いている状態です。

攻撃に光明

ここ最近の岡山はとにかくケガ人に悩まされていました。
9月上旬にイ・ヨンジェ、同下旬に清水、そして今月に入って赤嶺も負傷ということでなぜか前線の選手が相次いで離脱という不運に見舞われます。
元々失点数はここまで27とリーグでもベスト5に入る少なさだったので、守備は安定しているチームだったのですが、いかんせん得点力に課題があるため順位は上がらず、その上前線の選手が離脱ですから厳しい戦いが予想されていました。

しかし前述の通りここ7試合は1敗しか喫しておらずむしろ調子は上がっているから分からないものです。目に見えて得点力がアップしている感じではないですし何試合か見た限りでも何かが大きく変わったということでもないはずです。ただ前節は今季最多タイの3点を奪っていますし、これまであまり見られなかった中央からの崩しも見られるようになっていると実況の方も仰っていたので、少しずつサイド攻撃や長いボールを起点とした形以外でもチャンスが増えているようです。

その中でやっぱり要注意人物となりそうなのが主に左SHに入る上門です。
前回の展望でも徳元との元琉球コンビとして注意ということは書いたのですが、その時はドリブル突破や遠目からのシュートなどが脅威であることを紹介しました。しかしここ最近の試合を見て感じたのは内側に入って起点となることもあったり、彼がラストサードで絡んだところがスイッチとなってスピードアップしたりするような恐さも感じました。
たぶんこういったことは前からできたしやっていたとは思います。ただチームとしてなかなか形になっていなかったがために分かりづらかったのかもしれませんが、それがいよいよ機能してきているようです。
まずはシュートを打たせないように寄せることを第一に、その次の連携もしっかり頭に入れておく必要があるでしょう。

コツコツ、時には大きく動かす

非常に組織的なブロックを作る事が出来るチームであり、あまり可変しながらプレーするといったタイプではないことも堅い守備に繋がっていると思います。
また、関戸と白井というボランチもSHもできる選手のどちらかがSHで起用されると、4-4-2は4-4-2なのですが3人のボランチがいるような感じで中央をしっかり締めることができるため、スペースを見つけるのは大変です。

新潟としてはまずいつも通りテンポよくボールを動かすことをベースに、どんどんサイドを使う、そしてサイドを替えるということを繰り返し行いながら相手を広げる作業をしっかりやれるかというのは大事なポイントになるかと思います。
前回対戦時はまだ加入前だった福田の展開だったり、前回対戦は出場停止で出られなかった至恩の大外での起点作りや仕掛けだったりは活かしていきたいところです。

最後に

補足ですが、ひょっとすると清水やイ・ヨンジェは時期的に帰ってくる可能性もあります。ただこればっかりはこっちでコントロールできるものではないので、気にし過ぎず自分達が試合の主役になってプレーできればいいのかなと思います。

もう1つこれも補足ですが、今節から前回対戦で負けもしくは引き分け、つまり勝てなかったチームとの対戦が6試合続きます。
しっかり勝ち越す、または借りを返しながら突き進んで行きましょう。

くりはら
くりはら
鳥屋野潟ほとり出身のアルビレックス新潟サポーター。海外はアーセナル推し。Jリーグ、海外、2種、3種、女子、その他、カテゴリーは問わずサッカーが好き。ラジオも好き。某坂道グループもちょっと好き。