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オレラグ

ボヘミアンラプソディを観て可能性を感じた双方向なスタジアム

2019年2月27日

『ボヘミアンラプソディー』は観ましたか?

クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの人生を描いた映画、『ボヘミアンラプソディー』が昨年公開され、今年に入っても人気は継続しているようです。

クイーンといえば、アルビレックスサポーターにとって馴染み深いバンドですね。『We Will Rock You 』はホームゲームで選手がウォーミングアップのために入場する際の定番曲となっています。

このリズムを聴くと自然とテンションが上がってしまうのは、アルビレックスサポーターなら共感していただけるはずです。

まだこの映画を観ていない人がいれば、ホーム開幕戦までに観ておくことを強くおすすめします。

さて、映画『ボヘミアンラプソディー』で気になったシーンがありました。『We Will Rock You』の原型となった、足をふみ鳴らしクラップする「ドン・ドン・チャッ」の部分が生まれる場面です。『We Will Rock You 』という楽曲が、双方向性を前提として作られたと取れる描写となっています。このシーンは、”双方向”というキーワードで、現代のソーシャル時代に沿った見せ方になっていると言えます。観客を巻き込んで一緒に音を奏で、ライブ会場全体で音楽を作ろうと試みた楽曲だったのです。

アルビレックスサポーター的には、この”双方向”というキーワードがビッグスワンにも通ずると思います。
ビッグスワンの中では、サポーターと選手が双方向でお互いに影響を及ぼしあう存在です。選手が良いプレーをすれば、サポーターはそれに応えて大きな声援を送る。サポーターが鼓舞すれば、選手たちはそれに応えて一歩前に足が出せる。

スタジアム全体でサッカーが創られていく、そんな空間であったら素敵ですね。どんなにかっこ悪くて泥くさくても、最高の応援をして最高のプレーで応えてくれるスタジアムであってほしい。それがビッグスワンの目指すべき姿なんだと、僕は思います。

僕らの応援で最高なスタジアムをつくりましょう。きっと選手はプレーで応えてくれるはずです。

僕らの目指す場所はJ1。そしてその向こうです。

『We are the Champion』を大声で歌えるその日まで。

aoki
あおきゆうた
新潟市出身川崎市在住のアルビレックス新潟サポーター。深澤マサのドリブルに憧れサッカーを始めるもあえなく挫折。最近は、マンチェスターシティのドキュメンタリーにハマり、プレミアリーグにも興味が出てきました。