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【Still growing up】新大プロジェクトに参加したことで僕の身に起こった変化
こんにちは。2回目の登場です。新大プロジェクトの小池拓真です。
先日のセレッソ戦、引き分けという結果でした。スコアレスドローってずいぶん久しぶりだなと思って調べてみたら、おととしの第28節・ホーム神戸戦以来でした。残留を争っている時期にホームで勝てなかったことで、ショックがすごく大きかったのを覚えています。
さて、それでは本題に移りたいと思います。
去年、僕は縁あって新大アルビプロジェクトに参加することになりました。
確か、劇的な残留を決めた1カ月後ぐらいのことだったと思います。
授業が終わった後に、とあるメンバーから声を掛けられて、このプロジェクトの概要や方向性についての話を聞かせてもらいました。
話を聞いてみて最初に思ったのは「これ面白そうだな」ということと、「大学でもアルビと関われる絶好のチャンスだな」ということでした。
それから1年余り。
このプロジェクトに参加したことで、僕の考え方も僕を取り巻く環境も大きく変化しました。
まず一つ目の変化は、同じ趣味を持つ友達が劇的に増えたことです。
プロジェクトのメンバーと仲良くなるまでは、アルビサポの友達はあまりいませんでした。
自分は普段、バックスタンドで試合を見ているのですが、ゴール裏と比べると、やっぱり周りの席の人との関係性が薄いため、スタジアムで友達を作るのが難しいのです。そういう意味では、このプロジェクトは、僕にとって「出会いの場」でもあったわけです。また、極度の人見知りである僕でも、すぐに打ち解けられる人ばかりだったのが、僕がプロジェクトのメンバーとしてやっていく上で一番大きいことだったと思います。プロジェクトに参加したことで本当に新大に入ってよかったなって思いました。
二つ目の変化は、このプロジェクトでしか経験できないことを通して、アルビについて違った目線から見るようになったということです。
去年の7月から8月にプロジェクトで行った「オレンジ学割」の引き換え作業では、試合運営のボランティアやクラブの社員の皆さんの仕事を間近で見るという、今までにない機会がありました。この人たちが頑張っているから、自分は楽しく試合を見られているという事実を改めて知ることができました。とても貴重な経験になったと思います。
そして一番の変化は、観客がどうしたら増えるのかということを、真剣に考えるようになったということです。
プロジェクトに入る前も、毎試合発表される観客の数を見て、「今日は少ないな」とか、「今日は割と多い方だな」ぐらいには思っていました。最初は3万人でも「今日は少ないな」なんて思っていましたが、いつしか同じ3万人でも「今日は多いな」と思うようになっていました。ですが、その頃の自分は、観客を増やすために自分から働きかけていこうという考えには、なかなかなりませんでした。このプロジェクトに入ったことで、ひとりでも多くの人が、スタジアムに足を運んでくれるように働きかける活動をしていくことによって、クラブの力になるということを確認することができました。
僕が学生としてこのプロジェクトに参加できるのはあと2年です。
その間に4万人のサポーターで埋め尽くされるビッグスワンを、もう一度実現するため、微力ですがこれからも頑張っていきたいと思います。
小池拓真
1994年生まれ。新潟生まれ新潟育ち新潟在住の新潟人。普段はバックスタンドで観戦している。昨年からは新大アルビプロジェクトのメンバーとしても活動中。新大プロジェクトとして活動することでアルビ愛が以前よりも大きくなったことを実感している。ちなみに渡辺泰広選手は中学の一つ上の先輩。