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【Still growing up】「アルビサポ」というキャラクターを演じるにあたって

2014年11月26日

 こんにちは粕谷です。東京戦大勝の興奮冷めやらないまま横浜戦へ突入しそうで、そわそわしております。レオ・シルバ選手の芸術的フリーキックを、うっとりしながら何度も見ています。ええ、楽しいです。ウハウハです。指宿洋史選手と山本康裕選手のゴールも見事!田中亜土夢選手のスルーパスが天才的でした!今シーズン残り2戦、きっちり勝って終わりたいな…!
 
fctokyo.JPG               FC東京戦後半33分、田中亜(左)が山本にスルーパスを出し3点目をアシスト
                                                                        =22日、
東京都調布市の味の素スタジアム

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 「熱狂的だよねぇ…何がそんなに楽しいの?」
今回は、最近よく言われるこのセリフについて検証してみたいと思います。しばし、お付き合いください。
 
 大学、バイト先、旧友…粕谷がアルビサポだということは、最近定着しつつあります。「サッカー観に行くから」が口癖になりつつあります、いや、なりました。「粕谷がアルビ好き」ということは大正解です。何の間違いもありません。ところが「粕谷は熱狂的なサポーターだよね?」という質問には、正直首を縦に振るのは違う気がします。自分よりサポ歴の長い人は沢山いるし、ゲーフラ作っている訳でもないし、上半身裸にはならないし…。
 世間一般からしてみれば、関東アウェー戦に行き続けたり鈍行で関西まで遠征行ったりという行為は「熱狂的」なのかもしれないけれども、自分より“上”がいる以上そうは思えないのです。
 
 なんで私はゴール裏に通うのでしょうか?正直自分でもよく分からないのです。粕谷はああいうノリが苦手なはずなのに、財布の中身を空にしてまであの空間に…?火曜日になっても声が枯れている自分を冷静に振り返ると、本当に訳が分かりません。そこで一つの仮説を立ててみました(笑)
 
 【ゴール裏でサポーターは「アルビサポ」というキャラを演じている】
 
 至極当たり前のことなのかもしれませんが、自分を含めゴール裏の住人たちは、試合の日には「サポーター」というキャラを全力で“演じている”のだと思います。その演じる度合いはホーム・アウェーでも異なりますし、人数によっても異なります。先日の東京戦は、人数も多かった上に異常に狭いビジターエリアを形成されたがために、いつもよりも“演者”が多くなったのでしょう。驚くほど一体感のあるゴール裏でした。
 
tokyosapo1126.JPG              FC東京戦のアルビサポーター=22日

 はじめて観戦しに来る人たちは、「熱狂」に抵抗感がある場合が多い気がします。繰り返し言いますが、私も「熱狂」には抵抗感があります。なぜ飛び跳ねているのか、なぜ声を枯らしているのか、冷静な時に考えると本当に不思議でなりません。でも、演じてしまうのです。スタジアムは魔法の空間なのです。
 
 
 柳下正明監督の続投が決まりました。アルビは来シーズン、本気で上位を(優勝争いを?)目指してくると思います。それに応えるためには、我々が人数を増やすだけでなく、良い演者(無意識に演じることができる演者)を増やしていかなければならないかもしれません。もっと周りを巻き込めるように頑張ります…!
 
 それでも今週末、また“演じて”きます。日産スタジアムのビジターエリアを端から端まで“演者”に!!!
 
(演じるためのチケットをまだ手に入れていません。急がねば。)


  粕谷草太
新潟県産だが現在は東京暮らし。アルビサポとしては【W108⇒空白の7年間⇒ゴール裏】という道を歩んできた。小中高生時代にアルビサポ「だった」現大学生を「復帰」させることを主な目的として活動している。1993年組アルビサポの中で随一の変人。