No.302
ジェフユナイテッド千葉戦号2022年3月30日 発行
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プレビュー
見どころ vs Jef United CHIBAby あるけん @alken_alb
ナイターゲームさんお久しぶりです! でもまだ3月ですよ? いくらなんでも早すぎでは……今年もこうしてしみじみと過密日程を感じていくのだろう。この過密日程は全部ワールドカップのせいではあるけれど、我々サポーターにとってのプライオリティはもちろんJ2>>>ワールドカップ。一戦一戦がワールドカップの決勝Tと同じくらい価値あるものなのだ。観ている側でさえ忙しなく感じる今季だが、長い長いオフシーズンをワクワクで溢れさせたいならば、サポーターも共に戦い続けなければならない。そして中3日で熊本への移動を控え、今季屈指の過酷さを誇るアウェイ連戦の1ラウンド目が本日の千葉戦である。
千葉は尹晶煥体制3年目。昨季13戦無敗で終えた勢いと安定感、さらに上積みした戦力から昇格候補にも挙げられた……ものの、開幕戦でJ2初陣の岩手に負けるあたりはなんとも”らしい”というか。その後は2節終了後に陽性者・濃厚接触者の続出という苦境に立たされたものの、ルーキーや二種登録も駆使した総力戦で勝ち点を積み上げてきた。
苦しい台所事情でも勝ち点を伸ばしてきた要因は昨季に引き続いての堅守。自陣では5-4-1のブロックでしっかりと固め、180cm超えのCBがゴール前で弾き返す。そしてゴールマウスはJ2屈指の名手・新井(章)が締めるという盤石の布陣。また速攻の鋭さも健在で、相手SBの背後にFWを走らせてクロス、あるいはFWの独力突破からの得点は昨季同様のパターンとなっている。今季は風間や高木の加入もあり、ボールを握って崩すことにも挑戦している模様。開幕戦では3CBが大きく開いてWBを高い位置へ押し上げ、サイドから崩す狙いを見せていた。しかし、メンバーが揃わないこともありひとまず原点回帰の堅守速攻の戦いを見せている。
昔から苦手な5バック相手ということで身構えてしまうが、今季の試合を見る限りボランチ脇などを起点に中央経由でサイドを使うこと、WBの背後を狙うことなど攻略の活路はある。速攻に気をつけつつも、ギアを上げるときは一気に上げて流れを掴み、モノにしたい。
最後に景気の良いデータを。フクアリは過去リーグ戦6勝2分、カップ戦を含めても2006年以来負けなしの“お得意様”だ。この相性の良さを味方につけ、肌寒さを吹き飛ばすほどアツく戦い、勝利を掴み取りたい。
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AWコラム
今年こそフクアリで打倒アルビ!by 柏には負けられない @JEFmakerarenai
アルビサポの皆さん! はじめまして! ジェフ千葉応援YouTubeチャンネル柏には負けられないです! お前誰やねんと思ってるかもしれませんが、2年前からYouTubeでJリーグの試合考察をやっているジェフサポです。興味があればぜひ覗いてみてください!
突然ですが「84」、皆さんこれが何の数字か分かりますか? 実は、昨季のJ2を2位で昇格した京都サンガF.C.が積み上げた勝ち点なんです! 2位でこの勝ち点!?︎ 13年もJ2に浸かっていると、とてつもない数字に思えてきます……。何が言いたいのかというと強敵アルビレックス新潟を迎えてのホームフクアリ。今月最後の試合で最大のライバルから勝ち点3をもぎ取りたいんです! なぜなら我々にとってアルビ戦は苦い思い出が多い! アルビがJ2に降格した2018年からの対戦成績はジェフの2勝1分5敗……。何ならフクアリでの勝利はまさかのゼロ……。もはや良い思い出は無かったですね。
ジェフサポから見るとこのチームは天敵が多い非常にやりづらい相手です。まず真っ先に思い当たるのは、元新潟の矢野貴章選手! 彼が途中出場すると完全に流れを持っていかれるまさにジェフキラーでした。移籍した栃木SCでも尚、その猛威はとどまることを知りません。では今年のジェフキラーは一体誰なのか? 本間至恩? 高木善朗? 千葉和彦? 否、我々ジェフの天敵はイッペイ・シノヅカ選手です! 大宮時代に右サイドからも中央からも突破されるわ、ミドルシュートも強烈。ボッコボコにされた記憶しかないです。まさか1年でJ2に戻ってくるとは……。そしてもう一人は谷口海斗選手! 昨季、第11節で覚醒させてしまったといっても過言ではないでしょう。前年J3得点王でありながら本拠地初ゴールが無かったストライカーを、とんでもない形で目覚めさせてしまった。悪い夢を見ているような感覚でした。
今季から松橋新監督のもと、縦へ速い攻撃の意識と両サイドを個で突破する打開力が持ち味だと思うので、ジェフが押し込まれる時間が多くなりそうだと予想しています。お互いのボランチがどれだけ相手陣内でプレーできるかが今節の鍵になってくるのではないでしょうか! しかし! 今年こそはアルビから勝ち点6をいただきます。強力な攻撃陣を我らが鈴木大輔選手を中心にした守備陣が封殺してくれるハズ!
最後に水曜開催ですが、フクアリにご来場されるアルビサポの皆様! ぜひ楽しんでいってください! それでは後半戦も満員のビッグスワンでお会いできることを祈って! “アルビ”には負けられない!
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AWコラム
UGCのススメby ニラサワ
UGC、User Generated Contents。ユーザーの手によって制作されたコンテンツのことです。近年SNSを中心にJサポ界隈でもその言葉が広がりだしています。皆さんの中にも一度は目にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。というのも、Jリーグは今シーズンから『自分がスタジアムで撮った写真や動画をSNSにアップすることを条件付きで許可』したからです。その意図を読み解くと、自分のSNSで写真や動画を使ってJリーグの楽しいところをたくさんアップしてね! ということ。いわゆる『口コミ』でサポーターがサポーターを呼ぶ循環を作りたいのです。
確かに、購入を検討している商品の評判を知りたいときは、GoogleではなくTwitterで商品名を検索するようになりました。旅行先で観光名所に悩んだら、Instagramでその観光地のハッシュタグを検索するようになりました。気が付かないうちに僕たちは現代に沿ったカタチで様々な口コミを目にしているのです。SNSに書かれた口コミはそれだけで立派なUGCなのです。
裏を返せば、SNSで検索したときに目的の答えがすぐ出ないと、その分露出機会を奪われてしまうということ。そしてより魅力的に発信されている他のコンテンツにファンをも奪われてしまうことに繋がります。今回のSNS解禁は、その積み重ねがJリーグの発展を阻害しかねないと考えたからなのではないかと推測できます。
『新潟の動く床』と評されたあのチャントの動画や、バシッと決まったコレオグラフィの写真、『バモバモゴールゴールメンデス』の有名な動画など、Jリーグにはすでに沢山のUGCがあります。それまでとはいかずとも、皆さんそれぞれがJリーグの試合で感じる『楽しさ』を表現できれば、それはとてつもない量のコンテンツとして積み上がっていきます。それこそが明日のJリーグを発展させる、小さくて大きな鍵なのです。
今日もアウェイ(しかも平日ナイター!)に応援に来ている皆さんは、大きな意味で『非日常を体験しに来ている』のではないかなと思います。スタジアムに足を踏み入れたときの高揚感。美味しいスタグルを頬張ったときの感動。友人や仲間と談笑しているときの笑顔。大きな拍手で応援しているときの緊張感。そして、ゴールや勝利の瞬間の歓喜。是非その様子を皆さんの目とカメラで切り取って、アルビレックスやJリーグ、サッカーそのものの楽しさを表現してみませんか? きっとその先には新しい世界が待っているはずです!
ちなみに、写真や動画だけでなく皆さんが今読んでいるこのAlbiWAYも立派なUGC。個人SNSのUGCとは少し違う役割ですが、お互いに良い関係でありたいなと思っています。
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とりさわメモ
Vol.4 ホンマシオンと賢者の石by とりさわ @torifoot8
「魔法みたい」相手を背負いながら反転して綺麗なラストパスを送った本間至恩をみた結衣は、昼の14時だというのに朝6時に起きたような寝起きの気だるそうな声でそう僕に寄りかかりながらつぶやいた。この人はいつまで寝てれば気が済むんだろう。別に僕がアルビを好きだからといって無理に話を合わせなくてもいいのにと思いながらも、「魔法」という言葉は彼のドリブルを形容するのにピッタリな言葉で、大して知りもしない癖に的確だなとちょっと嫉妬した。「じゃあハリー・ポッターだ」「グリフィンドールっぽいもんね」そんなくだらない掛け合いをしながら昨年5月の千葉戦をみた時間の価値は賢者の石をも超えるだろう。(フィクションです)
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次節アウェイ情報
次節アウェイ情報 ロアッソ熊本戦by えりか
明治安田生命J2リーグ 第8節 4月3日(日) 13:00 Kick Off
vs ロアッソ熊本
at えがお健康スタジアムグルメ
熊本の居酒屋などで提供される郷土料理「ぐるぐる」。一文字とはわけぎの別称で、冬を越して寒さで甘味が増した春先が旬です。茹でたわけぎの根を軸に青い葉の部分をぐるぐると巻き付けたことからその名前になったとか。ザクっと食べごたえのある食感、独特の香りや甘みを楽しめます。歴史は古く、肥後藩の時代に安くて美味しい酒のつまみとして考えられたそうです。酢味噌や辛味噌をつけて、熊本の焼酎と共にいただきましょう!観光
雄大な阿蘇の風景を見に行きませんか? 阿蘇の絶景ルートの中でも最も広大な景観を堪能できる、通称「ミルクロード」があります。名前の由来は牛乳搬出用の道路だったことから。現在は観光道路として人気で、見晴らしの良い草原や緩やかなカーブなどが続きます。ドライブの途中には絶景ポイント「」に立ち寄ると、阿蘇の街並みや阿蘇五岳など一望することができます。熊本市街地から車で約1時間。アクセス
□飛行機で行く/熊本空港からジャンボタクシー(空港ライナー)が無料で肥後大津駅まで運行中。乗車時間約15分。 □電車で行く/JR肥後本線に乗り、光の森駅下車。運賃230円。同駅からはシャトルバスが運行中。約15分、210円。またはパークドーム行き路線バスでパークドーム前下車。約58分、600円。下車後徒歩3分。 □車で行く/阿蘇方面出口より国道57号線(東バイパス)に出て運動公園入口交差点を右折。運動公園北交差点をさらに右折すると右手に駐車場(1,000台)があります。
セイゴロー日記
Vol.102風物詩by えす
サポートソングス
デンカビッグスワンスタジアム
片道 380.5km (直線距離) /
シーズン通算 2447.0km (往復)
フクダ電子アリーナ
歴代アウェイ対戦成績
6勝2分3敗11戦
初対戦 2004年/通算対戦成績 8勝7分7敗(22戦)
□編集長=ニラサワ □編集=SW、hama、えりか、KYO、くりはら、はいえん、もう、あんり □ライター=とりさわ、あるけん、柏には負けられない □イラスト=えす □デザイン=ニラサワ □発行=AlbiWAY編集部 □印刷=プリントサポーターの皆さん