モアブログ
【燃え上がれ清五郎】妄想から想像、想像から創造へ!
2013年9月26日
先日の英雄さんのコラムに掲載されていた「サポバー」にとても行ってみたいフロムクレセントの渡辺です、こんにちは!試合後にサポーターが集って飲みながら、また試合のVTRを見ながら語らえる場所があるなんて最高ですよね。在京サポとしては中々そこに行く機会が無いのが残念ですが、今度ホーム観戦する際には是非行きたいです。
このサポーターズブログを通じて、まだまだ自分の知らないアルビにまつわる様々なことがあるんだなぁと実感しています。アルビがどんどん自分の中で立体的になっていくようで嬉しい限りです!
さて、僕のコラムではこれまでずっとサポーターズCDについて触れてきましたが、発売から約1ヶ月。もう手にとって頂いてますでしょうか?
はい、たくさんのyesという声が届いてくるようです。ありがとうございます!笑
やはりバンドマンとしては、まだまだアルビと音楽について語っていきたいと思います。Jリーグがスタートしてから20年。そのシステムや取り巻く環境が変化しながら発展してきていますが、日本における音楽(というよりも世界的に見た音楽産業といったほうが正しいでしょうか。)もこの20年でかなり様変わりしてきていると言えます。iTunesの登場以来、CDというモノに対する価値観が大きく変わり、音楽はデータとなって、各配信サービスから個人がそれぞれの端末などにダウンロード購入できる時代です。さらにyoutubeなどの動画サイトもかなりの影響力を持っていますね。レコード会社自らがミュージックビデオをフルでアップして宣伝しているくらいですから。このように音楽やそれにまつわる映像作品もデータとなって、"モノ要らず"な時代になってきているわけです。
そんな事実が持つポジティブな側面に注目したときに、たくさんの可能性がそこにはあります。作品さえあれば、誰だっていつだって、どこでだってそれを共有することができるんですから。例えばアルビのチャントの歌詞を映像に載せて、誰でも練習できるような動画をアップしている方がいたりしますね。とっても素晴らしい動画の使い方だと思います。
僕らの場合、自分たちで作ったラジオ番組をネット上にアップしたり、その音声データをyoutubeに載せて公開したりしています。例えば、その番組でアルビに関する話題にがっつりとフォーカスした回を作ってアップし、それを効果的なやり方でサポーターの皆さんに知ってもらい、繋がっていくこともできますよね。これだけでも、ここには”音楽”、”ネットラジオ”、”アルビ”などというように、いくつかのキーワードが存在していて、各キーワードをもっと細分化していけば、さらにキーワードが生まれていきます。その分だけそこにある情報を、異なるフィールドにいる人達に広げるチャンスが生まれるはず。
ややこしい権利問題が壁になるのならば、"オリジナル"なものを作ってしまえばいいわけです。僕らの"Unitedworld"という楽曲は、以前担当していたFM局の番組内で、勝手にアルビ応援ソングを作ってしまおう!という企画から生まれ、実際にサポーターズCDに収録して頂けるまでになり、ビッグスワン内で流して頂いたりするようになりました。時間はかかりましたが、やり続けていればこそ実現するものだと実感します。
次にやってみたいことは、また新たな応援ソングを作って、今度はそれに動画も付けた状態でネット上に公開すること。
どんな動画か、まだ妄想レベルですが、例えばサポーターの皆さんにスタジアム脇のカナール広場に集まって頂いて、ライブで大盛り上がりしている様子だったり。とあるサポーターが家や駅から、車で、歩きで、家族や友達、はたまた恋人と一緒に新潟の街を抜けてスタジアムに向かう様子がアニメーションで表現されていても面白いなぁとか、妄想は広がるばかり。もしかしたらそんな動画クリエイターの方がアルビサポの中にいるかもしれない!!とか一人でニヤついたりして、すこしアブナイ人になりかけているくらいです。そんな風に、素敵なアルビ応援動画作品が公開できたとして、ネットからどんどんと広がり、スタジアムに集う人達が増えたら最高だなって考えてます。
妄想しないことには何も始まりません。何が言いたいかというと、スタジアムで実際にアルビを体験するというリアルと、ネット上で急激に発達してきている様々なサービスの融合点を見つけたいということ。そこに音楽*映像*動画という橋渡しがあれば、その可能性はとっても大きくなると思うんです。そう考えただけで、まずは曲作りのモチベーションや楽しさが倍増します。ひとつひとつを確実に、丁寧に作り込んでいく中で、音楽以外のクリエイターと出会えるかもしれない。そんな風に"創る"という行為の輪っかを大きくして、アルビのための一つの作品を創ってみたい。これが現在の僕の夢のひとつです。
そんなわけでかなり夢想家的な内容でしたが、それをリアルにしていくことこそが"創る"ってことでしょう!と自分のケツを叩いています。やるぞ!!