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【海外より新潟魂をこめて】From柬埔寨・毎日が新鮮。

2014年5月2日

久しぶりの更新で申し訳ありません。
タイムマネジメントは自分でしっかりするものです。
 
それにしても時間はあっという間に過ぎていきます
気がついたら前回更新させて頂いてから約2カ月が経とうとしています。
ボクがカンボジアに来て4カ月目。
 
本当に色々なことが起こりすぎています。
これもチーム立ち上げてだからですね。
 
こんなに忙しい毎日を過ごさせて頂ける環境に感謝です。
ちょっと遡ると3月には、クラブ初のプノンペン以外の州でのサッカークリニックを皮切りに、たくさんのイベントに参加したり、リーグ戦は開幕から7連敗で最下位の中、第8節にWestern Univ.をホームに迎えた試合で、ついにクラブ史上初の勝利をしたりと、「嬉しい」ことを体験しました。

毎日が新鮮です!

 
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約220名の子どもたちを対象にバッタンバンで行なったサッカークリニック
 
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クラブ史上初勝利の試合
 

「嬉しい」「好き」なことだけが続けば、人間だれもがハッピーですが、そう上手くいかないのが人生
 
3月30日の初勝利までには7連敗がありました。
メチャクチャ苦しかったです。悔しいの一言につきます。
だからこそ、クラブ史上初勝利には、選手、スタッフはみんなメチャクチャ”喜び”ました。
 
サポートして頂いてる企業様も(企業様にも?)ものすごく喜んで頂けました。
さらに、スタンドで試合を観戦していたカンボジアの方々にも、終了後に「おめでとう!」「これからも応援するよ!」と声を掛けて頂きました。
 
カンボジアの方々も、たくさん見ていて、応援して頂いているのを実感しました。

メチャクチャ大きなモノを背負っています。

逆に言えば、これだけ大きなモノを背負えるってことは、本当に、人生にそんなにない気がします。
国を越えて、文化を越えて”喜び”は共通なんだなと実感せずにはいられません。
 
ただ、生活面・ビジネス面では相変わらず毎日大変です。

カンボジアには3回の正月があります。

 ①1月のインターナショナル・ニューイヤー
 ②2月の中国暦の旧正月
 ③4月のクメール正月

です。

一年に3回も正月があるのです。どれだけ祝い事が大好きなんだって感じですが(笑) そのクメール正月が先週までありました。


カンボジアの首都かつ経済都市「プノンペン」に住んでいるカンボジア人のほとんどが故郷に帰ります。
アルビPの選手もほとんど故郷に帰りました。プノンペン内が(大げさではなく本当に)機能しません。飲食店、スーパーマーケットなどお店をたくさん閉まっていました。
 
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いつも帰りのトゥクトゥクが捕まる道もこんな感じで人通りがありません。夜だからではないんです、、、
 
と、世界には色々な文化が存在します。よく世間では「日本の常識は世界の非常識」って言いますが、まさにその通りだと思います。

例えば、日本人は良い意味でも悪い意味でも「細かい(繊細)」です。世界基準で言えば「細かすぎる」とボクは思います(ボクが大雑把なのかもしれませんが。笑)。
 
仕事で依頼したものと少しでも違うと、日本人は「違う!」と言うと思いますが、こちらの人にとってはものすごく些細なこと「なんで日本人はこんなことでこだわるのか」という反応をするんです。
 
東南アジアに住んで2年目ですが、カンボジアでは大雑把なのをより感じます。日本人目線から言うと「もっと繊細にやってくれよ!」と言いたくなるくらいです。
 
ただ、異国で生活、またはビジネスをするということは、異国のことを理解しなければなりません。ボクたちは日本人だから、カンボジアの人からすれば外国人なので、カンボジアの人々の文化をリスペクトし、受け入れないと絶対に成功しません
そんな日々を体験しています。
 
明日からも頑張るぞ!


村中 翔一(むらなか しょういち)
1986年生まれの27歳。海外サッカーフロント組として現在、アルビレックス新潟プノンペンのフロントとして”アルビレックス新潟”、”サッカー”を通して「日本」と「カンボジア」の架け橋になれるように奮闘中
<アルビレックス新潟プノンペン>