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【燃え上がれ清五郎】All you need is Seigoro (開拓こそは全て)

2014年5月28日

 4月26日に新潟大学付属病院で病院内のJリーグビューイングが実施されてるわけなんだけど、何と早くもこの第2弾が次の日曜日にあたる6月1日に実施される事になっちゃいました。会場は上越の県立中央病院!いやー、上越ですよ。県立病院ですよ。ここで出来るなら県内15の県立病院で全部できちゃうんじゃね?マジ?
 
 実はこの話は僕が以前出演したUstream番組「レクスタTV」で、この病院ビューイングの企画を喋ったってのが一つのきっかけ。中央病院のI先生がそれをチェックしていてくれて実現したというものなんだけど、このアクセス経路がまた奇跡的。

  1. 浜崎がUstream番組出演
  2. facebook上で僕の友人が「いいね」をつける
  3. それを見た友人の友人(Dr.I)が番組を視聴
  4. I先生がやる気になってfacebook上で僕にアクセス

 というまさに現代的な経路。
 
 1995年にインターネットが地球の距離を縮め、それから20年経った現代では情報伝達が「知人関係」に戻ってきた。個人がインターネット番組を放送出来て、それを友人にお知らせするサービスがあって、そのサービスからTVの中の人にアクセス出来ちゃう時代になったのだ。
 
 一方で、現実問題として上越エリアは遠い。これだけ地球が小さくなっても、上越からデンカビッグスワンのある清五郎までの距離が120kmであることに一切変化が無い。じゃあ遠いから興味が無いのかっつーと、これが不思議な事に興味は有るって人は多いと僕は感じている。例に挙げたいのが上越市内に住む僕の義父だ。僕の義父は一度もビッグスワンに行った事はないが、毎年入れ替わる選手の名前は、ほぼ完ぺきに知っているし、勝敗や順位もリアルタイムで把握している。新聞、TV等を使って把握し続けているのだろう。だが義父はビッグスワンには来ない。たとえ孫が誘っても来ない。これは解決すべき大きな課題だ。
 
 僕はいま、上越には風が吹いていると思う。スタジアム名称がデンカビッグスワンに変わり、大野和成がアルビレックスに帰ってきた。今回の中央病院のビューイング活動には10人を超える上越のサポーターが、お手伝いに集まってくれる事になっているんだけど、こういった活動をきっかけに「上越」という塊が動き出すんじゃないかと、僕は予測している。上越にも国立大学は有るし、看護大もあるし、長年応援してきたサポーターも沢山いる。そんな人たちがきちんと集まる場を、リアルでもネットでも作って行けば、必ず新大のようなムーブメントが生まれるはず。
 
 上越が「アルビ不毛の地」で無い事は、僕の義父が逆説的に証明しているわけで、みんな知っていて、興味があって、地元出身の選手がいて、地元の会社が応援しているのだ。農業で言えば、種もあって、豊かな土地も農具も揃ってる状態じゃないだろうか。僕の義父が「うっかり」ビッグスワンまで来てしまうような、そんな掘り起こし活動が、今必要なんだと思う。
 
新潟市中央区清五郎
 
 この清五郎という地名は、その昔、この土地を開墾したその人のお名前から頂いたのだとか。あとはみんなが「上越の清五郎」になればいいだけだ。あれ、ひょっとして結構単純?
 
P.S 
 6月1日当日、上越の中央病院にお手伝いに来るサポーター有志が7月19日のアウェイ浦和戦で糸魚川発のバスツアーを出そうと企画中です!上越の皆さん、是非彼らにコンタクトを!
 
下記の方々のツイッターにアクセス!
 


 新大、関東学生、その次に「現代の清五郎」が動き出すのは上越かも!

浜崎 一
1977年生まれ。神奈川出身だが、新潟大学進学という理由で偶然新潟に移り住む。大学院時代にJ2初年度のアルビレックスにはまり、その後10年間事実 上のコールリーダーとしてアルビレックスの応援の最もホットな部分で活躍。現在はゴール裏を離れ、市民レベルでサポータームーブメントを起こす仕掛け役と なっている。