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【燃え上がれ清五郎】新潟発、世界に向けてキックオフ

2014年6月24日

ワールドカップで寝不足のみなさん、こんにちは。川崎市在住の青木優太です。アルビレックスは富山県でのキャンプをスタートさせていますが、世間はブラジルワールドカップの話題で持ちきりですね。

 

“新潟発、世界に向けてキックオフ”

これは、2002年の日韓ワールドカップのキャッチコピーです。

 

12年前、小学生だった僕は父親に連れられて、メキシコvsクロアチアを観戦しました。スタジアムの中も外も外国人だらけ!彼らのとにかく楽しそうに応援している姿が今でも印象に残っています。そして彼らの暑苦しいほどの応援にびっくり。試合の内容はもちろんですが、雰囲気に圧倒されていました。新潟にいながら世界を実感した瞬間でした。

 

 

アルビレックスに在籍した選手には、ワールドカップ経験者が4人います。山口素弘矢野貴章安英学酒井高徳

albi1.JPG    (左から)山口素弘=2004年6月、矢野貴章=2012年9月、安英学=2005年1月

素さんの移籍が決まった時には、あの山口素弘が!と驚きましたし、その経験をアルビレックスに還元してくれていました。2010年の南アフリカワールドカップでは、貴章がアルビレックスの選手としての出場でした。新潟の選手が出場していることに、テレビの前で応援しながら誇らしさを感じていました。また、安英学も南アフリカワールドカップに出場しています。当時はすでに新潟に在籍していませんでしたが、新潟で活躍した選手が世界を相手に戦っていることに嬉しくなりました。高徳はワールドカップメンバー選出時に新潟代表としてメッセージを送ってくれましたね。新潟に在籍していた選手たちに、世界とのつながりを感じます。


PICKH20140526_M000100120A100006.JPG                 壮行会で入場する酒井高徳選手=5月25日、東京都代々木第一体育館


そして、先週の市川さんの記事、『サッカーが紡ぐブラジルとニイガタ』。反響がすごかったようです。Twitterでも、多くの驚きのツイートが見られました。ブラジルとニイガタのつながりに感動しました。こんなつながりが積み重なって、歴史になって行くのでしょうか。

 

 

さらに先日。キム・ジンスが新潟からホッフェンハイムへの移籍が発表されました。ジンスも、新潟から世界へ。それにしても、平日の夜に700人も集まるってありえないですよ!?先週の粕谷くんの記事でも紹介されていましたが、東京から、埼玉から、甲府から、駆けつけた方もいたそうです。そして、最後のあいさつであの言葉。19歳から2年半の在籍にもかかわらず、「30歳くらいで新潟に帰ってきたい」と選手としてのキャリアプランを語っちゃうんですから、新潟の魅力って相当なものですね。ジンスにサポーターの愛が通じたのでしょうか?そういうことにしちゃいましょうw僕らの愛が新潟の魅力をつくっている!!

PICKH20140618_M001800100A900006.JPG                   「新潟に来て幸せだった」と語る金珍洙=6月17日、聖籠町のクラブハウス

 

30歳になった、8年後のジンスはどんな選手になっているのでしょうか?

8年後のアルビレックスはどんなクラブになっているのでしょうか?

8年後の僕たちサポーターは?

 

 

“新潟発、世界に向けてキックオフ”から12年、確実に世界に近づいている気がします。これからは、世界から注目される新潟を目指して。選手への愛は惜しみなく注いでいきましょう。ワールドカップも残り半分。僕は、リーグ戦の再開を楽しみにしつつ、世界の戦いを楽しんでいます。
 


青木優太
1990年生まれ。新潟市出身、川崎市在住。社会人1年目。
小学生の時に通ったサッカースクールがきっかけでサポーターに。
新潟→仙台→横浜→川崎と移り住むも、スタジアムに通う日々。
関東からもアルビレックスを盛り上げようと活動中。