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【Still growing up】 お帰りなさい!
こんにちは。先週末の試合は、しっかりがっちり守備を固めてくる相手に対して、ほとんどシュートを打てず、煮え切らないスコアレスドロー。うーん、残念。もう今季も残り6試合しかないということで、時の流れの早さを感じますが、これまでどおり、目の前の試合1つ1つみんなで勝ちにいきましょうという感じですね。
と、先週の試合について少し触れて入りましたが、僕はその日、関東大学サッカーリーグを見に行ってきました。ホーム戦の度に帰るわけにはいかないということもありますし(帰っている方ももちろんいますが)関東に住むことが確定している大学生活の4年間は、関東で見られるいろんな試合を見ようというのもあります。そして今回は、なんといっても先日来季の加入内定が発表された「平松宗選手を見たい!」というのがありました。
当初は、自分の大学が試合をやる近場の会場に行こうかと思っていたのですが、平松選手の来季加入の報で「これは見ておかねば」と思い、自宅からは少し離れた江戸川区陸上競技場へ。平松選手の所属する国士舘大学と筑波大学の一戦です。ちなみに、対戦相手の筑波大学にはアルビU―15、U―18出身で、現在は3年生の早川史哉選手が在籍しています。FWの平松選手とDFの早川選手ということでマッチアップも実現しました。
試合は、前半の12分にCKからその早川選手のヘッドで筑波が先制。その後も、一方的とまでは言いませんが、関東大学リーグ1部で11位の筑波が、5位の国士舘相手に、ボールを持ってテンポよく攻撃をしかけ、やりたいサッカーができていた印象でした。前半に追加点を奪い、後半も早い時間帯に1点を取り、結果的には3-1で筑波が勝利しました。
国士舘は、チームとしてうまく抑えられてしまい、平松選手もあまり際立ったプレーは、この日はできていなかったようでした。しかし、1点を返したシーンは、平松選手のシュートのこぼれ球を味方が押し込んだものでもありましたし、アルビの公式サイトでの平松選手の特徴にも書いてあるような得意のポストプレーを見せたりするシーンもありました。また大柄でありながら、サイドからドリブルするシーンもあるなど、結構器用になんでもできる選手なのかなという風にも思いました。
試合後ヒーローインタビューみたいなものに早川選手が選ばれていて、『同じ新潟出身の平松選手との対戦でしたが』という質問に『新潟出身の選手は少ないので楽しかったです』というようなことを話していました。関東大学サッカー1部リーグの全12チームを見てみると、新潟の高校出身の選手は19人(間違っていたらごめんなさい)。全員が全員試合に出られているわけではないですし、それ以外にも全国各地の大学でプレーする人もいるので、当然様々なわけで、こうやって大学サッカーの、しかもその一線で相まみえるのはなかなかないことなんですよね。
新潟を出て、違う環境で生活しているという点でいえば、自分とも少し重なって親近感が湧きます。ちょっと余談になりますが、今回いろいろ調べている中で、小学生のころアルビのサッカースクールで同じクラスでサッカーをしていた子も、とある関東の大学のサッカー部にいることが分かったりして。「あ~、彼も関東でがんばっているんだな~」なんてなんだか嬉しくなりました。
そんな風に、いろいろと思いを巡らせ考えていくと、新潟で育ち、大学でさらに磨かれ、そしてアルビの選手としてまた新潟に戻る平松選手に、これまでよりも、またさらに特別な愛着を持ったわけです。
改めて平松選手、お帰りなさい!そして来年から再びアルビのユニフォームを着て輝く姿、楽しみにしています!
栗原和裕