ALBIWAY ALBIWAY

オレラグ

乗り切れ、黄色の第一波【展望】第18節 ジェフユナイテッド千葉戦

2020年9月8日

こんにちは。

先週末にアルビレックス新潟U-18が所属するプリンスリーグ北信越が開幕しました。今季は様々なことが例年とは違う形となる中で、プリンスリーグもレギュレーションが変わり、無観客や保護者さんのみ観戦可能といった形が取られることとなりました。見に行けないというのは何とも残念ではありますがこればっかりは仕方ありません。
とにかく選手のみなさんには楽しいとか悔しいとか嬉しいとか、いろんな感情をできるだけ多く感じながら精一杯プレーをやり切ってほしいなと思います。

それにしてもこういう状況になってしまったこともあってか関東のプリンスリーグはネットで配信されることになったり、大学サッカーも昨年までは毎節1試合とかだったのが今年は全試合配信になったりと、全国各地の様々なサッカーがネットで見られるようになりました。
それらが来年以降も続くのかは分かりませんが、ありがたいと思う反面正直もう手が回りません。嬉しいような辛いようなといった感じです。

一新した千葉

手が回らなくなっているとはいえ、最優先はどうしたってJリーグ、そしてアルビレックスであります。今節からアウェーの連戦ということで、まずはその一発目である千葉戦について今回も展望してみます。

2017年から指揮を執ったファン・エスナイデル監督の下、ハイライン・ハイプレスを軸とした極端にアグレッシブで攻撃的なサッカーを近年続けていたジェフ。しかし一昨年の14位、春にエスナイデルさんと別れを告げた昨年も17位と、2年連続でクラブワーストの順位を更新してしまいました。
そんな中で今年新しく就任したのがユン・ジョンファン監督です。
キャンプの3部練からそうでしたが、サッカーの中身も虎の子の1点を守り抜いて勝ち切った開幕戦から自陣にガッチリブロックを敷く守備と、攻撃は2トップへのロングボールとカウンター中心というリスクマネジメント第一のサッカーを展開していて、まさにユン・ジョンファンさんらしい手堅いチームへ変貌していることが見て取れました。
今季J2の中で最もドラスティックに変化したチームと言っても過言ではないでしょう。

穴がなければ作ればいい

改めて特徴を挙げようにも、もう先に書いたような手堅いサッカーであってそれ以上でも以下でもないというのが正直なところではあります。

4-4-2を基本システムとして、前から激しくプレスを掛けるということはそれほどせずに、中盤から後ろにブロックを築いて相手の侵入を防ぎます。リードしていれば残り20分以上残っていたとしても、ボランチを投入して中盤を厚くする4-1-4-1にしたり、CBを入れて5-4-1にしたりという徹底ぶりで、まずは守備最優先というチームです。

しかし実は新潟よりも2つ少ないだけの20失点を喫していて、それほど失点を少なく抑えられているわけではありません。
そんな千葉を攻略をするためにまず大事になってくるのは幅を使いながら横の揺さぶりができるか、という部分ではないかと思います。

自陣に敷かれる4-4のブロックは縦横にコンパクトで、ラインコントロールやスライドいった対応も1つの塊としてかなり組織的に運用されています。
ただそれは、栃木の田坂監督の言葉を借りると「(千葉は)中を閉めるから外に起点を作れる」ということでもあるのです。非常に組織的でコンパクトさが維持されている分、外側はある程度割り切って持たせながら守るために相手としてはそこで比較的余裕ができます。
もちろん、各駅停車でブロックの外を動くばかりでは恐くないですし、千葉にとってそれは思うつぼです。新潟としては1つ飛ばしたパスやサイドチェンジを利用してじわじわ体力も削りながら押し込むことが肝心になってくるでしょう。それができれば少しずつ縦パスも入れやすくなってくるはずです。

またこれは2節前に千葉と対戦した福岡がよく狙っていたものですが、自分達がバックパスした際に千葉はラインを上げてくるので、その瞬間に千葉のCBとSBの間やもしくは大外からFWやSHが飛び出して背後のスペースを狙うというのも効果的かもしれません。
横の揺さぶりにしろ、この裏のスペースを狙うにしろ、組織的に距離感も整理されたブロックによって中央のゾーンを管理しているため、動き出した人への反応がどうしても遅れてしまうことがあります。タイミングさえ合わせられれば一発でチャンスということもあり得るのでそこはどんどん狙っていきたいところです。

リスクを抑えたシンプルな攻撃

攻撃に関しても先述のようにロングボールやカウンターが中心で、たくさんの人数や手数を掛けた攻めはリスクとなるのでほとんどしません。バランスが重視されているというのは複雑なポジションチェンジがないことからも読み取れますし、ボール保持にこだわらないこともリーグワースト4位のポゼッション率からも明確です。

開幕及び中断明け当初から最近の変化として、SHのポジションに左サイドなら左利き、右なら右利きを起用してかなりハッキリとサイドからクロスという形を徹底していたところから、逆足の選手を配置して多少中央からのバリエーションも加えるといった繋ぎの意識がやや足されている部分はあります。
とはいえやっぱり攻撃の軸であり最大の脅威となるのはカウンターであり、ロングボールです。

受け手となるFWにはクレーベや川又や山下といったあたりがスタメンとして予想されますが、3選手とも高さがありターゲットマンとなれます。ここを自由にさせないということは言わずもがなでしょう。
そしてそこと同等かもしくはそれ以上に警戒すべきなのが出し手の方であり、その中でも特に田口と安田には厳しいチェックが必要となるのではないかと思います。
田口に関してはチームのフィールドプレーヤーの中で2番目に長い出場時間を得ていることからも、パスの出し手としてだけではなく攻守において千葉のキーマンになっています。ワンタッチやツータッチで精度の高いパスを前線に出せますし、自ら持ちあがって強烈なミドルなんかも持っています。
安田については、新潟サポーターであれば彼がいいパスを出せる選手だということは説明するまでもないかと思います。そして彼もまた田口同様、12節の磐田戦で見せたような自ら長い距離を運んでフィニッシュということができる選手です。
新潟としては攻撃の起点となる彼らをしっかり抑えることが勝利のために必須となるでしょう。

最後に

昨年の千葉戦でも書いたデータというかジンクスのお話で締めます。

2006年に初めて試合をして以来、フクアリでのゲームは5勝1分の負けなしを継続中です。
昨年に引き続きあえてまた煽るスタイルで書きますが、“我々の庭”フクアリで、今年も勝ち点3を掴みましょう。

くりはら
くりはら
鳥屋野潟ほとり出身のアルビレックス新潟サポーター。海外はアーセナル推し。Jリーグ、海外、2種、3種、女子、その他、カテゴリーは問わずサッカーが好き。ラジオも好き。某坂道グループもちょっと好き。