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【Still growing up】今シーズン終了
こんにちは。小池です。
皆さんもよくご存知の通り、本来6日にビッグスワンで行われるはずだった柏レイソルとの試合は延期され、8日にカシマサッカースタジアムで開催されました。まずは急な状況にもかかわらず、カシマスタジアムでの開催に尽力して下さった関係者の方々、練習場としてクラブハウスを快く貸して下さった鹿島アントラーズの関係者の方々には大変感謝しています。ありがとうございました。
僕も急遽鹿島に行ってきました。お金はないけど時間はあったので。こういうことができるのが、大学生の一番の強みなのかなと思います。
まず感じたことは、試合開催が決まってからたった2日間でここまでの運営ができるのかということでした。スタジアムグルメも当然普段ほどではありませんが、多くの店舗が出店していました。またボールパーソン・担架要員にも地元の高校生が協力してくれました。鹿島アントラーズというチームが地元に根付いているからこそ、地元の企業や高校生が協力してくれて、このような不測の事態でも試合を行うことができたのかもしれないと思います。
試合は0‐2で負けてしまいました。今年1年のアルビを象徴するような試合展開だったと思います。試合後の最終戦セレモニーで柳下監督も話していましたが、年間を通して得点を奪う力が足りなかったと思います。来シーズンは今年のサッカーに磨きをかけて、得点の取れるチームになってもらいたいです。
その試合後の最終戦セレモニーは閑散としたスタジアムの中で行われました。鹿島まで来ていたアルビのサポーターの中にも、帰りの都合でセレモニーを見ることができなかった人がたくさんいました。セレモニーを見ている時に、もうこんな最終戦セレモニーは二度とやりたくないと強く思いましたし、寂しい思いでいっぱいでした。1年間戦ってくれた選手に直接感謝を伝えられる場という意味で、最終戦セレモニーは特別なものなので。
セレモニー後、場内を回る新潟の選手たち=8日、県立カシマサッカースタジアム
今回の代替試合が決まった経緯に対して、全く不満がないと言えば嘘になります。もっと多くの人が見に行くことのできる日程や会場があったのではないかということは、アルビサポの誰もが思っているのではないかと思います。個人的に1番不満だったことは、結局代替試合の開催日がなぜ8日だったのかということに関して、Jリーグの公式サイトでは全く言及が無かったということです。もちろんその理由に関しては、言われなくても察しはついています。ですが、そこにこだわらなければ、もっと新潟からアクセスのいいスタジアムを使えたかもしれませんし、なんとか都合をつけて試合に来ることができる人も増えたと思います。
とはいえ、今回の試合延期と代替試合開催の一連の流れの中で、あらためてアルビの試合はたくさんの人のおかげで開催できているということを再認識できました。また、試合開催を受け入れてくれたカシマスタジアム側のホスピタリティを感じることができました。モツ煮もハム焼きもメロンパンも最高に美味しかったです。次にカシマスタジアムに来るときには、アウェーのサポーターとして今回と反対側のスタンドに来たいと思います。
サポーターからは会場を提供してくれた感謝を表すメッセージも掲げられた=8日
話は変わりますが、おそらく僕が記事を書くのは今回が今年最後になると思います。ということで今年1年を振り返ってみたいと思います。
今年は例年以上にシーズン途中での選手の出入りが多く、そういう意味では激動の1年でした。まあある意味では毎年が激動の1年な気はしますが。メンバーが入れ替わる中でも、ある程度の結果は残せたのかなとは思います。ですが、今シーズンの目標やシーズンが始まる前の期待を考えると、決して満足のいく結果ではない気がします。ナビスコカップも天皇杯もすぐに終わってしまったので。
個人的な今年最大のトピックスと言えば、やはりこの「アルビレックスサポーターズブログ」にて1シーズンにわたって文章を書かせてもらえたということです。このような機会を頂けたことでアルビについて考える時間が増えました。正直ネタが見つからなくて苦しいこともありましたが、貴重な経験ができました。ありがとうございました。
ただ、ブログを何回か書いている内に、プロジェクトの中心に立って引っ張る立場ではない自分が書いていいのかという、葛藤みたいなものが自分の中で強くなっていました。来年はもっとプロジェクトの中心にいる人に書いてもらいたいな、という気持ちはあります。そういう人のほうが、新大にいるからこそ書けることが多いと思うので。もちろんまだ来年誰が新大プロジェクト枠で書くことになるのかは決まっていないので、どうなるかは分からないですけどね。
最後になってしまいましたが、今年一年ありがとうございました。
小池拓真
1994年生まれ。新潟生まれ新潟育ち新潟在住の新潟人。普段はバックスタンドで観戦している。昨年からは新大アルビプロジェクトのメンバーとしても活動 中。新大プロジェクトとして活動することでアルビ愛が以前よりも大きくなったことを実感している。ちなみに渡辺泰広選手は中学の一つ上の先輩。