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オレラグ

ふらっとアウェイツーリズム【鹿児島編】

2019年6月24日

皆さんのアウェイ旅をちょっと豊かに、もっと気軽に。
「ふらっとアウェイツーリズム」今回は第20節の対戦相手鹿児島ユナイテッドFCの本拠地、鹿児島市についてご紹介します。

前節、掴みかけていた流れを自ら失ってしまったように見えた金沢戦の敗戦。
サポーターもしっかりと気持ちを切り替えて、アウェイ2連戦に臨みましょう!

アクセス

鹿児島ユナイテッドFC戦は6/29(土)19:00キックオフ。当日発でもらくらく間に合う遠方ナイターということで皆さま、今からでも間に合います!笑
鹿児島へは、新潟空港から福岡空港へ、そして福岡から九州新幹線で約1時間半の道のりです。朝発の飛行機は既に満席ですが、昼間の便(新潟12:30→14:15福岡)はまだまだ空席があるようですので、弾丸遠征も厭わない方はぜひご検討ください。(※翌日の午前中に福岡方面へ行かれる方は、九州新幹線周辺の不発弾処理の影響で運休の便がありますので注意してください。詳細はこちら。)
または羽田、伊丹から鹿児島空港直行便を利用するのもひとつの手。
安く行きたい方は、成田から鹿児島空港行きのジェットスターも要チェックです。試合当日の成田-鹿児島線が6000円台で未だ空席あり!(6/22現在)

帰りも8000円台の航空券が残っていますので、早いもん勝ちですが上手くいけば飛行機代をかなり節約できますよ。

本拠地情報〜ただいま、鴨池〜

鹿児島ユナイテッドFCの本拠地は、県立鴨池陸…もとい、白波スタジアム“。
さてこちらのスタジアム、鹿児島ユナイテッドFCとの初顔合わせということで新潟サポ初上陸…ではないんです。
古参サポなら記憶に残っておられるでしょうか。2003年の天皇杯1回戦、鹿児島ユナイテッドFCの前身クラブであるヴォルカ鹿児島戦が、この県立鴨池陸上競技場(現白波スタジアム)でした。
ちなみに当時の結果は5-0、迷わず行った森田のハットトリックで勝利を収めています。
私は今でも、鹿児島のクラブといえばヴォルカを思い出してしまいます。
そしてこちらは全く記憶に無いのですが、1998年1月、アルビがJFL昇格を決めた地域リーグ決勝大会の会場もここでした。この頃からアルビを応援してきたサポーターには頭が下がります。
私当時3歳。学生サポはまだ生まれてない方がほとんどでしょう。そんなアルビの原点ともいえる鴨池で、アルビの長い歴史を感じながら応援するのも一興です。ただいま、鴨池。

スタジアムへは、鹿児島中央駅からバスまたは市電で20分程度。市電の最寄りである郡元駅または騎射場駅からは徒歩17分ほどかかります。バス路線については上記のリンクをチェックしてみてください。
スタジアムに到着したら、スタグルブース”ユナマルシェ“は必見。「鹿児島のメシは美味い、だから当然スタグルも美味い」という自信満々なキャッチコピーも、どうやら誇大広告ではなさそうです。
さすが畜産王国鹿児島、牛豚鶏全てが充実したメニューに今から目移りしてしまいます。

ユニ旅〜鹿児島市編〜

新潟県民からすると、なかなか訪れる機会もないであろう鹿児島県。せっかくなら鹿児島の街も堪能して帰りましょう。
旅の始まりは、観覧車が併設されたターミナル、鹿児島中央駅から。

まずは、鹿児島市交通局の一日乗車券600円を購入しましょう。公共交通で巡りたい方は絶対にお得です。(※購入できる場所はリンクをチェック!)

この一日乗車券、市電やバス・観光周遊バス”カゴシマシティビュー“に乗り放題の優れもの。スタジアムへも、この一日乗車券で行くことができます。
カゴシマシティビューに乗ったら、あとは運転手さんの楽しい観光案内つきで1周80分ぐるりと鹿児島の見どころを回ってくれるので、気になったところで降りてみるだけ!
シティビューで行く最初のおすすめスポットは城山。展望台や、西南戦争の史跡があります。街のすぐそばに山があるので、晴れていれば鹿児島市街地と桜島が一望できます。晴れて!

ちなみに鹿児島市は多くの偉人を輩出した街。西郷隆盛を始め、大久保利通や篤姫等々、たくさんの像が街のあらゆる所に設置されていますが、西郷像にいたっては、この城山付近に2体もいます。
少し離れた甲突川沿いの”歴史ロード維新ふるさとの道”には、西郷隆盛誕生の地もあります。
歴史ファン垂涎のこの街で、幕末の日本に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

シティビューで行く次なるおすすめスポットは、西郷どんのロケ地で、近年日本近代化の象徴として世界遺産にもなった仙巌園。
綺麗に整備された広大な大名庭園が印象的なこの場所でゆったりとお茶や郷土料理をいただけば、たちまち心も安らぎます。
また、隣接するスターバックス仙巌園店もこれまた素晴らしい趣きがある建物なので、訪れた際は是非立ち寄ってみてください。

お腹が空いたら選択肢に入れてほしいのが、鹿児島名物豚トロラーメン。豚骨ベースで意外とあっさりしたスープに、脂の乗った豚トロとフライドガーリックがトッピングされ、他では味わえない一杯です。

そしてしょっぱい物を食べたら甘味が食べたくなるのが人間というもの。鹿児島といえばのど定番、”天文館むじゃき“さんのしろくまはアルビサポ全員に食べてほしい美味しさです。
レギュラーサイズでも手のひらより大きい山盛りですが、全く飽きる事なくペロリと平らげられますよ。

海を渡って桜島へも行ってみたい!という方には、市電・バス・観光周遊バスに加えて桜島フェリーにも乗れる”共通利用券CUTE“も便利そう。2日券1800円もあります。
桜島フェリーターミナルから、こちらも観光周遊バス”サクラジマアイランドビュー“で桜島西側を巡ることができます。
フェリーターミナル近くの溶岩なぎさ公園では、桜島ふもとの海のそばという素晴らしいロケーションで足湯を楽しめます。

そこからさらに周遊バスで湯之平展望所へ向かえば、火口に近い山肌が間近に眺められる大迫力の景色が待っています。

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噴火の瞬間(^^)

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勝利の美酒美食〜魅惑の天文館ナイト〜

鹿児島の定番飲食スポットで第一に思い浮かぶのは、鹿児島中央駅すぐの”かごっまふるさと屋台村“。観光客がたくさん訪れるスポットで、特に”ぶえんもゆかり”さんでは、鹿児島名物のきびなごを始めとした美味しい魚介が食べられると評判です。

私が以前屋台村を訪れた際には、店員さんや地元の常連さんが皆フレンドリーに話してくれ、鹿児島の人たちの温かさを感じられました。芋焼酎が飲めるようになったのもこの場所です。

そしてもう一つの定番、地元の方が多く訪れる南九州随一の繁華街天文館も外せません。

新潟市でいうと、新潟駅周辺に対して古町といった感じでしょうか。新潟を深く味わうなら古町を勧めるように、鹿児島を味わい尽くすなら天文館をおすすめします。
欲張りな方は、”吾愛人(わかな)“さんへどうぞ。黒豚しゃぶしゃぶから豚カツ、魚介まで、鹿児島の郷土料理を全ていただけるので、きっと満足できるでしょう。

天文館と鹿児島中央駅にお店を構える”黒かつ亭“さんは、鹿児島出身の同僚がおすすめする豚カツの名店。天文館では、夜は居酒屋として、リーズナブルに黒豚を味わえるそう。ランチで豚カツもいいですね!

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ちょっとだけ豪華なランチ😁

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他にもたくさんの鹿児島グルメが集まる魅惑の天文館。勝利の暁には、皆さんと楽しい天文館ナイトを過ごしたいですね。

あとがき

今回のふらっとアウェイツーリズムは鹿児島市についてご紹介しました。
他にも皆さんのオススメスポットや、実際に巡ったスポットがあれば #オレラグ で教えてください!
え、私ですか?私は金曜日に宮崎入りし、鉄道バスを駆使して日南や指宿、枕崎、さらには後乗りで熊本三角へと、未踏の街を無くす大遠征をする予定です。
それでは週末、天国から見守ってくれているターレスのためにも、鹿児島に集合しましょう。
今週1週間、ファイトです!

なるかわ
なるかわ
直江津出身新潟市西区育ち、東京在住。少年サッカーのチームメイトだった新太選手の活躍に感涙の日々。全国各地の景観をデザインするお仕事の傍ら、日本地図を愛読しもっぱら空想旅を繰り広げている。純喫茶と温泉巡りが趣味。猫派。