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オレラグ

ふぐ(福)来たれ【Preview】第23節 レノファ山口戦

2019年7月19日

すみません、タイトルからベッタベタなダジャレですが愛想尽かさずに読んでいただければ嬉しいです。
改めてこんにちは。
今週に入り俄然選手の動きが活発になってきていますが、今節から各チーム新加入選手が登録され次第出場できるようになります。いよいよ夏の移籍ウインドー解禁であります。
水戸の伊藤、山形の阪野など予想通り今年もJ2からJ1への引き抜きが起きていたり、長崎にイバルボ、福岡にペドロジュニオールなどJ2のライバルたちの積極的な補強もあったりと、様々に起こる身近な恐怖にブルブルです。これが1カ月も続くのですから恐ろしい。

また、これは余談になりますがレアルマドリードとバルセロナに日本人選手がしかもJリーグから移籍する時代が来たというのが、報道されていた字面を見て改めてすげーなーと感じさせられました。

前回より難しいのはほぼ確定

さて、今週もプレビュー始めましょう。
レノファ山口はここまで7勝5分10敗の15位。勝ち点は26で新潟とは3差という立ち位置です。前節横浜FCに続いて順位の近いチームとの対戦になります。
まず先に少しだけ前回の対戦を振り返っておくと、5月4日の第12節にホームで対戦し2-0で勝利しています。
前半に2点を先行してそのまま勝ち切ったゲームでしたが、チーム全体で常に前を向いた状態での積極的な守備ができていました。
しかし、試合後に敵将の霜田さんが「自分達で試合を壊してしまった」というコメントを残していた通り、山口のマイボールにしてからの拙攻がかなり目立ったゲームでもありました。
今節もその時と同様に不調であってくれればそれはそれでありがたいのですが、1年に同じ相手と2回しか当たらない中で偶然同じカードで2試合とも前半戦の対戦くらい低調というのは考えづらいので、前回よりも難しいゲームになることは間違いないでしょう。

吉と出たシステム変更

前回対戦時と山口はシステムが変わっています。
11節から15節に5試合勝ちなしが続き、さらに主力が出場停止や代表招集で抜けたこともあって、16節の水戸戦から3バック(3-4-2-1)へ変更しました。ただ、基本的にやろうとしていることや原則みたいなところは変わっていません。基本的なところというのは、しっかりボールを持ってゲームを支配することであり、ピッチを広く使うことであり、前からプレッシャーを掛けることなどです。
それでも、結果的に3連勝を含む6試合負けなしとシステム変更が復調のきっかけになったことは間違いありません。

システム変更によって大きく成果が出ているのが守備面です。
4バック(4-3-3、または4-2-3-1)の時は15試合中実に12試合で複数失点を喫していましたが、3バックに変更した16節以降の7試合ではたったの2試合に減少しています。
この結果から読み取れることとして、CBの数を2人から3人に増やしたことでリスクマネジメントが厚くなり失点が減ったというのは分かりやすい一般的な理由です。しかし山口の場合、その捉え方も間違ってはいないのでしょうけど、それだけではないように思いました。
というのは、3バックにしてからもその一角を担う前が状況次第でどんどん上がってきて攻撃に絡んでくるからです。そうなると後ろに残っているのはCB2人とボランチを含めた3人か4人で、結局システム変更前とさほど変わりません。

ではどうして失点が減ったかと考えると、シンプルにもう2人のCBである楠本、菊池が成長していることと、チーム全体のプレッシャーの強度や球際が速く、強くなっているからではないかと感じました。
大卒2年目の楠本と今年大阪体育大から加入したルーキーの菊池という若い2人が、場数を踏むことによって少しずつ慣れてきて安定感が出てきているのは間違いないでしょう。
またチーム全体のプレッシャーや球際の部分も、そこへの意識や結果が出たことでの自信によって向上しているのではないかと感じます。
だから守備面の成果が出ているのは、ただ守備力が上がったというよりは元々目指していた攻守のバランスをより高いハードワークで実現できるようになっているためではないかと感じました。

流動的な前線とニューフェイス

ここ最近の変化について書きましたが、ここからは気を付けたいポイントについて。
基本的にやることは変わっていないので三幸がチームのコンダクターであることや前の積極的な攻め上がり、さらにシャドーの選手(前半戦の時で言うと3トップのウイング)の仕掛けが脅威であることなんかは前回対戦時のプレビューでも書いた気がするので今回は割愛します。

最近の山口を見て前回と違った注意点を挙げるとすれば、3バックになってから以前より流動的になったように感じました。
特にシャドーのところは右利きの高井、左利きの吉濱が試合中もよく左右を入れ替えて縦の突破とカットインで様々にバリエーションを持たせることができます。守る方としてはマークがコロコロ変わるとその分対応は面倒ですが、粘り強く助け合っていきたいところです。
また、今週の火曜日には川崎から宮代を期限付きで獲得というニュースもありました。これまでは主に2トップでプレーすることが多かった選手ですが、山口では恐らくこのシャドーで起用されるのではないかと思います。
加入直後のため出場するかは何とも言えませんが、出場するとなれば前節も同じU-20W杯組の斉藤光毅にやられていますし、2週続けて年代別代表の選手にやられるわけにはいきません。ここは宮代と同い年の將成に大いに期待したいと思います。

表裏

相手のストロングポイントが逆に狙いどころにもなり得るのではないかという部分を2つ。

まず山口の左サイド瀬川について。
上下動できるスタミナがあり左足のいいキックも持ち合わせている瀬川は、そのダイナミックな推進力がチームにとっても大きな強みになっていることは間違いありません。
しかし、頭脳的というよりはフィジカル(体の強さだけの意味ではなく体力を含めた運動能力)に長けた選手ではあると思うので、裏を取られたり、細かいところの対応が十分でなかったりすることもあるように思います。
新潟としてはフランシスのスピードや新井や善朗との連携によって狙っていきたいポイントではないかと感じました。
ちなみに似たような趣旨のことをAlbiWAYにも書かせてもらったので、そちらも合わせて読んでいただければと思います。

もう1つが相手の前線からのハイプレッシャーについてです。
シャドーも状況次第でCBにプレッシャーを掛けますし、片方のサイドにボールが出れば近いほうのシャドーかもしくはWBが寄せてきて、逆のシャドーは内側に絞ってボランチを見たりします。
前線からしっかり人を捕まえに来ることが多いので、そうなると必然的に逆サイドが空いてきます。優位にゲームを進めるにはそこへ素早く展開することが効果的になるでしょう。また、中盤で意図的に細かく繋いで相手を寄せた上で逆を使えるようなことができれば、高い確率でチャンスを作ることができるのではないでしょうか。

フットボールは攻守が表裏一体なわけですが、それが顕著に肝になってくる相手と言えそうです。前節とは趣の違う動的な試合が予想できる中でその肝を抑えられるか注目したいと思います。

最後に

そういえば今週末は選挙がありますね。
老後のためにいくら貯蓄してあれば果たして足りるのかはちょっと分かりませんが、昇格のために残り20試合の時点で勝ち点29しかないのは明らかに足りないです。
これに関しては過去の例という名の報告書で示されているので、受け取らないわけにもいきません。

土曜日に勝ち点3、日曜日に選挙。どちらも忘れないようにしましょう。

くりはら
くりはら
鳥屋野潟ほとり出身のアルビレックス新潟サポーター。海外はアーセナル推し。Jリーグ、海外、2種、3種、女子、その他、カテゴリーは問わずサッカーが好き。ラジオも好き。某坂道グループもちょっと好き。